台湾発★東北旅行誘致キャンペーン、「Snapeee」で展開
2015/04/24
台湾人女性もぜひ東北旅行を楽しんで―。マインドパレットが、自社で開発・運営するスマートフォン向け写真共有アプリケーション「Snapeee(スナッピー)」を通じて、東北6県への観光キャンペーン「GO TO TOHOKU」を開始した。アジアの経済ビジネス情報を配信するNNAが伝えた。
同社とキャンペーンを共同企画したのは、日本航空の台北・高雄支社、エイチ・アイ・エス台湾法人の三賢旅行社、日本観光振興協会東北支部と東北6県。ユーザーは、専用のウェブサイトのアンケートコーナーで写真選択型の質問に回答するか、日本にちなんだ画像をスナッピーにあるキャンペーン専用チャンネル「GO TO TOHOKU」に投稿すれば、抽選で日台往復航空券などのプレゼントが当たる。実施期間は4月30日まで。
マインドパレットの広報担当者はNNAに対し、「台湾人イラストレーターが東北地方をテーマにしたスタンプを作る他、台湾人の人気ブロガーがブログでキャンペーンを発信するなど企画を盛り上げており、4月1日の開始当日からユーザーの投稿が相次いでいる」と話す。同社はこのアンケートを通じて、台湾人女性が日本旅行に求めるものや関心のある観光資源など潜在的な観光ニーズを把握し、データ化する。共同企画の各社・団体などはこれらのデータを活用し、自社のパッケージツアーや観光促進イベントなどの開発に役立てる考えだ。
スナッピーは、スマホで撮影した写真をスタンプやフレームなどを使って加工したり、ユーザー間で共有したりできる。多言語に対応しており、4月6日時点で世界各地から約1060万人がユーザー登録した。このうち台湾のユーザー数は日本、中国、タイに続く国・地域別4位(約152万ユーザー)につけている。マインドパレットは昨年5月、台北市に台湾駐在員事務所を開設した。