マティ絵莉マーケティングマネジャーは、同社が2015年5月に世界9都市で実施した「食環境と食習慣に関する調査」に言及。イケアは、東京の“食”の現状に対して改善策となるさまざまなアイデアやヒントを提供していきたいと話した。
ピーター・リスト社長は、2016年度はリビング、ダイニング、キッチン、ユーティリティーにフォーカスすると明言。世界49カ国で2億1900万部発行され、日本では約800万部配布予定の「IKEAカタログ2016」の概要や新商品、誰もが家を快適にできる商品を開発するための哲学「デモグラティックデザイン」、おいしく、サスティナブルな新フードメニュー、熊本市に10月オープン予定の新業態の店舗や東海エリア初出店となる愛知県・長久手市のイケアストアなどの事業について述べた。
佐川季由フードマネジャーは、近年のヘルシーな食事というトレンドに対して、低カロリーな「ベジボール」(ミートボール)、低脂肪なフローズンヨーグルトを、店内のイケアレストラン、ビストロなどで新たに提供すると明らかにした。