「KIRINキャンプ」
SAMURAI BLUEのハリルホジッチ監督や
コーチ陣が直接指導
2015/12/07
キリングループは「サッカー日本代表 応援WEEK2015」のプログラムの一環で11月28、29の両日、東京・豊島区の三菱養和会巣鴨スポーツセンターで、男子中学生を対象にした「KIRIN キャンプ」を実施した。
同グループは、長年にわたりサッカー日本代表の応援活動を継続中で、今年5月に展開した「応援WEEK2015」(http://dentsu-ho.com/articles/2576)では、ファン、サポーターから“未来の日本代表を強くする”アイデアを募集。協議の結果、若い選手がトップレベルの哲学に触れ、世界を肌で感じてもらう機会をという思いから、日本代表のハリルホジッチ監督らが、中学生を直接指導するサッカー合宿「KIRINキャンプ」の実施が決定した。(http://dentsu-ho.com/articles/3017)
キャンプは1泊2日で、多数の応募の中から選考された男子中学生30人が参加。栄養管理などの講義を受けたり、ハリルホジッチ監督の他、SAMURAI BLUEのコーチであるジャッキー・ボヌベー氏やフィジカルコーチのシリル・モワンヌ氏、浜野征哉GKコーチ、前田弘アスレティックトレーナーの直接指導の下、トレーニングに励んだ。
2日目の最終トレーニングは試合形式で行われ、コーチ陣や保護者が見守る中、白熱したゲームを繰り広げた。
終了セレモニーでキリンの坪井純子執行役員は「皆さんを応援する目的のキャンプだったが、逆に私たちが応援のパスをもらい感謝している。将来、代表戦のピッチにいる皆さんと会えることを楽しみにしている」とあいさつした。
ハリルホジッチ監督は「この合宿では、才能ある選手も見いだせた。代表入りを目指してトレーニングを続けてほしい。可能なら2回目のキャンプが実現したらうれしい」と総括した。参加者には記念として、11月に発表された日本代表の新ユニホームがプレゼントされた。一人一人の名前が背中にプリントされ、ハリルホジッチ監督のサインがされた特別なものだ。監督は「背番号はあえて入れなかった。それは自分たちで勝ち取ってください」と述べ、全員に手渡した。最後は代表合宿でも行うという、円陣を組んでの打ち上げで締めた。