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LGBT支援に力を入れている企業26社 首位はグーグル

2016/01/15

    LGBT向けの番組を手掛けるLogo TVは、LGBT支援に力を入れている米国企業26社を発表した。アドエージによると、PR企業ウィテック・コミュニケーションズと共同で、LGBT支援の取り組みを広告活動や動画・ソーシャルメディアを通じたメッセージの発信など7項目で評価した。

    首位に選ばれたのは、グーグル。ユーチューブをLGBT支援のプラットフォームとして活用し、LGBTに自分たちのことを語った動画を投稿するよう呼び掛けた「Show your pride. Share your love.」(プライドを示そう。愛を分かち合おう)キャンペーンなどを展開した他、LGBTの権利獲得に向けた意見書提出に参加するなど、多岐にわたる支援活動に取り組んでいることが高く評価された。

    2位はジョンソン・エンド・ジョンソン。祝日に食卓を囲むLGBTの両親とその子どもたちの姿を描いた頭痛薬「タイレノール」のテレビCMなど、家族の在り方の多様化を訴える広告が評価された。
    3位は、米銀行として初めてLGBTのカップルをテーマにしたテレビCMを制作したウェルズ・ファーゴ。CMでは、聴覚障害のある子を養子に迎えるレズビアンカップルを描いた。(下記画像をクリックすると別サイトで動画をご覧いただけます)

    ウェルズ・ファーゴ
    以下、4位はホテルチェーンのマリオット・インターナショナル、5位は衣料品ギャップ。
    業界別では、旅行業界が7社と最多。次いで、アルコール飲料メーカーが5社、銀行が4社となっている。
    ウィテックによると、米国市場でのLGBT消費者の購買力は8840億ドル規模に達している。