セイバン ランドセル
「天使のはね」は“KOH”
2016/04/07
ランドセルメーカーのセイバンは、2017年度の新製品を4月上旬に発売し、5月から新テレビCMを放送する。
それに先立つ4月6日、東京・港区の青山ダイヤモンドホールで発表会を行った。
泉貴章社長は、少子化でランドセルの販売数は減少傾向にあるものの、高価格帯の製品が人気で売り上げは増加していると説明。同社製品の平均購入価格は約6万5000円で、販売のピークは7、8月と年々早まっていると明かした。また、今年度も新素材の採用や機能の開発・品質向上に取り組むとともに、4月22日には3店目の直営店「セイバン心斎橋」を大阪市にオープンすると話した。
ステージには、5月2日から放送の「DAIGO天使」編に出演した、タレントのDAIGOさんが登壇した。CMではDAIGOさんが、背負いやすさを追求した「天使のはね」ランドセルを表現するため、大きな白い羽を持つ「DAIGO天使」に扮し、自身が歌う「天使のはね」ソングに合わせて、子どもたちと一緒にキレのいいダンスを披露する。
DAIGOさんは「歌とダンスそして“ウィッシュ”と、僕の人生が詰まったCMだ」と笑わせ、「ロックミュージシャンとランドセルの組み合わせは、まさにMC(ミラクルコラボ)だ」と得意のDAI語で自信をみせた。CMでも“KOH”(子ども 想い 品質)のせりふを披露している。ランドセルについては、自分の時代と違ってカラーバリエーションやデザインも豊富でうらやましいと話した。
DAIGOさんに続いて登場したのは、スペシャリストとしてランドセル選びのサポートをするランドセルコンシェルジュの横田匠子氏と、CMに出演した子役の樋口開飛君と石井心咲さん。横田さんは、子どもに負担の少ない背負い方や、天使のはねで体感重量が軽くなる仕組みなどを解説。
子役の2人はCM撮影について「DAIGOさんは優しくて、ダンスのステップやウィッシュを教えてくれた」「前から好きだったので、共演できてうれしかった」などと話した。DAIGOさんも「DAIGOエンジェルとして、天使のはねを広めていきたい」と意気込み、最後は「このランドセルは本当にKJ(軽くて丈夫)なので、たくさんの子どもに使ってほしい」とDAI語でキメた。
セイバン 公式サイト:https://www.seiban.co.jp/