今年度は、一般部門6408 点(内訳:グラフィック4001 点、テレビCM・ウェブ映像1846 点、ラジオCM 402 点、ウェブ広告159 点)の応募があり、TCC グランプリ1 点とTCC 賞14 点、審査委員長賞3 点を選出した。
また新人部門では、431人の中から最高新人賞1 人と新人賞23人を選出した。
審査委員長のワンスカイ・福里真一氏は、「複雑化する世の中で、広告がちょっと理屈っぽくなりすぎているのではないか。そこで、“あんまり難しく考えすぎない”という審査方針を掲げてみた。
圧倒的な票数でグランプリを得たau“三太郎”シリーズは、『みんながみんな英雄。』という言葉の通り、次々と魅力的なキャラクターが登場。彼らがかわすヌケのいい会話とノリのよさが、理屈ではなく人々に届いたんだと思う。
他にも、TCC最高新人賞とTCC 賞をダブル受賞した長崎バスをはじめ、ヌケのいい受賞作がそろったのではないだろうか」とコメントした。
10 月28 日には授賞式が行われる。また、8 月4 日~9 月24 日に汐留のアド・ミュージアム東京で「TCC 広告賞展2016」を開催し、受賞作品の展示を予定している。