電通、メキシコの総合広告会社「AC社」の株式100%取得で合意
2016/05/16
電通の海外本社「電通イージス・ネットワーク」は5月16日、メキシコの総合広告会社「Arrechedera y Claverol」(AC社)の株式100%を取得することにつき、AC社株主と合意したと発表した。
2007 年に設立されたAC社は、広告戦略の策定、統合型クリエーティブキャンペーン、ブランデッドコンテンツ※1、ソーシャルリスニング、ソフトウェア・ソ リューションなど、広告コミュニケーション全般のサービスを提供している。現在110人の従業員を抱え、メキシコにおける独立系広告会社の大手となってい る。同国の各種広告祭で計3度「エージェンシー・オブ・ザ・イヤー」に選出されるなど、デジタル領域を融合したサービスに強みを持ち、国内企業をはじめ多 国籍企業からも高く評価されている。
買収後、電通はAC社を同社グループの9つのグローバルネットワーク・ブラ ンドの1つでクリエーティブエージェンシーであるmcgarrybowen(マクギャリーボウエン)のネットワークに組み入れ、グループ各社との連携を図 ることで、中南米でブラジルに次ぐ広告市場であるメキシコでの成長戦略を加速させていく。
※1広告の形をしていないが、ブランドのメッセージを伝えたり、広げたりする機能を果たすコンテンツ
【AC社の概要】
社名:Arrechedera y Claverol(アレチェデラ・クラベロール、AC社)
本社所在地:メキシコシティー
設立:2007年2月
収益(Revenue):78.9百万メキシコペソ(約4.7億円)(2015年12月期)
代表者:
Juan Claverol (Co-Chairman, Business and Client Development Director)
Sebastian Arrechedera (Co-Chairman, Creative Director)
Miquel Daura (Managing Director)
従業員数:110人
事業内容:広告コミュニケーション全般のサービスを提供
電通ニュースリリースhttp://www.dentsu.co.jp/news/release/2016/0516-008787.html