三菱電機 新テレビCM
イメージキャラクターに鈴木亮平さん
2016/07/26
三菱電機は、三菱電機東京2020 イメージキャラクターに俳優の鈴木亮平さんを起用し、新テレビCM 「東京2020『登場』編」を7月29日から放送する。
同社は2016年2月に東京2020スポンサーシップ契約を締結し、オフィシャルパートナー(エレベーター・エスカレーター・ムービングウォーク)になった。
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放送に先立つ23日、東京・銀座の同社イベントスクエア「METoA Ginza(メトア ギンザ)」で新CM発表会が行われた。
冒頭、関邦彦宣伝部長は、同社のスポーツへの取り組みについて説明。バスケットボール、テニス、バドミントン、アメリカンフットボールなどの企業スポーツ活動を通じて地域社会への貢献を目指すとともに、スポーツ文化の輪を広げる活動を行っていると話した。
また、2014年からは、日本オリンピック委員会の就業支援プログラム・アスナビを通じたトップアスリートの採用や、2015年から、日本障がい者スポーツ協会とのオフィシャルパートナー、日本車椅子バスケットボール連盟のオフィシャルスポンサーとして、障がい者スポーツの普及・啓発に寄与していることを紹介した。
鈴木さんのイメージキャラクター起用については「親しみやすさと優しさ、さらに力強さを兼ね備えた鈴木さんとともに、2020年大会をともに応援してもらえることは大変にうれしい」と語った。
「登場」編は、鈴木さんが、エレベーターで移動するさまざまな人たちを優しく見守りながら「ひとつ上の自分」を目指す人を応援するストーリーだ。鈴木さんが真摯に紡ぐナレーションが同社の思いと重なり、印象的なCMになっている。
ステージには長身をスーツで包んだ鈴木さんが登場し、オリンピック・パラリンピックについてトークを展開した。
同社の新しい顔になったことについて、社会的にも意義のあるプロジェクトに参加できることは光栄だと述べ、選手だけではなく、自分も含めた皆に向けた内容に身が引き締まる思いだと話した。撮影では「ひとつ上の自分へ。」というキーワードを表現するため、前向きな気持ちを表情やナレーションにも込めた、と語った。
これまでで印象に残る大会は日本人選手の活躍が目立ったアテネ大会で、開会式ではジェームズ・ボンドも登場したロンドン大会だと話し、オリンピック・パラリンピックの魅力は4年に一度というところで、選手が積み重ねてきた努力や、犠牲にしなければならなったことを思うと涙が出てしまうと心情を述べた。また、自身のバスケットボール経験に触れ、スポーツで結果が出なくても、その努力はどこかで役立つと思うと話した。
東京大会での注目競技は車椅子バスケットボールで、初めて見た試合の激しさに驚いたといい、今までなじみのない競技も楽しみにしていると語った。
最後に、2020年に向けて「選手はもちろん、皆がそれぞれの目標にチャレンジし、夢をかなえるきっかけになるといい。CMはそれを伝えるものになっていると自負している」とメッセージを述べた。
公式サイト(http://www.mitsubishielectric.co.jp/tokyo2020/)では、同CMやその英語版も視聴できる。