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明らかになった6タイプの富裕層攻略のヒント―ザ・ゴールが「RICH-COMPASS」発表

2016/08/03

    電通グループのファッション業界専門広告会社ザ・ゴールは、世帯年収が2000万円以上で金融資産5000万円以上(「金融資産」は、保険、有価証券、土地などを除いた資産)の人々をリッチ層と位置付け、全国600人を対象に、意識・消費行動調査を実施、7月29日に概要を発表した。

    「ファッション」の他、「ライフスタイル」「資産運用」「消費意識」といった四つの軸で調査。リッチ層を六つに分類し、実態をタイプ別に明らかにした。

    同社では、今回の調査レポートと課題解決プログラムを「RICH-COMPASS」と総称し、クライアントのニーズに合ったマーケティングソリューションサービス提供を目指す。効果的なキャンペーン戦略の立案、コミュニケーションデザイン、商品開発、消費者を分類する際に幅広く活用していく。

    概要は次の通り。 

    「資産運用」「ライフスタイル」

    「ファッション」「消費意識」の4視点で分析

     

    1.資産運用

    • 金融投資(株式・債券・FX)を行っているリッチ層は38.0%、今後積極的に投資を考える銘柄は国内株式で38.2%。金融投資で得た利益が現在の資産形成に大きく影響している。
     

    2.ライフスタイル意識

    • リッチ層は、自分のよりどころを“お金”と考える人が78.2%で、一般層の32.5%と比較するとお金に対する依存心が非常に強い。
    • 1カ月で趣味に費やす金額が20万円以上の人が14%を占める。
     

    3.ファッション意識

    • ファッションとは自己表現であり、自分をより魅力的に演出するものと捉えている。
    • ファッションアイテムへの投資を惜しまない。
     
     

    4.消費スタイル

    • 百貨店外商の利用率は35.8%。
    • 価格よりも品質重視で購入する人が66%を占め、衝動買いはせず、無駄なモノにはお金を使わない。

     

    6タイプに分類。攻略のヒントは?

    調査結果をクラスター分析した結果、以下の六つのタイプに分類されることが判明した。 

     

     

    【富裕世帯を対象にした「ライフスタイル意識・消費行動調査」概要】
    調査目的:日本における富裕層の意識・消費行動実態を探る
    調査手法:インターネット調査
    調査機関:企画=ザ・ゴール、実査=楽天リサーチ
    調査対象:日本全国の世帯金融資産5000万円以上(「金融資産」は、保険、有価証券、土地などを除いた資産)かつ世帯収入2000万円以上の20~60歳代の男女
    有効回答数:600人
    調査時期:2016年3月22日~25日


     

    【問い合わせ】ザ・ゴール マーケティング部
    電話:03(5537)5006
    Eメール:info@goal.dentsu.co.jp
    ホームページ(www.thegoal.jp)では、タイプ別のプロフィルに沿ったアニメも今後連載予定。