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パナソニック
リオ大会で大規模な貢献と活動

2016/08/19

    オリンピック・パラリンピックのワールドワイドパートナーであるパナソニックは、リオ大会でも映像演出やシステムオペレーションなどのソリューションを含め、過去最大規模の映像音響機器を納入。開閉会式や競技会場、国際放送センター(IBC)の運営に貢献している。また、現地で企業パビリオンを開設するなどPR活動も積極的に展開している。現地活動の一部を紹介する。

    ■ オリンピック開会式

    写真=フォート・キシモト

    8月5日にマラカナンスタジアムで行われた、リオオリンピック開会式では、大規模なプロジェクションマッピングを多用した演出が注目された。同社は、100台以上のプロジェクターなどを会場に納入し、多くのパフォーマーと芸術的なコンテンツが融合した華やかなショーを支え、盛り上げに貢献した。

    同社はリオオリンピック・パラリンピック大会組織委員会と「公式開閉会式パートナー」契約を締結していることから、今後も同社の高い技術力を背景にした式典が見られそうだ。

    関連記事:リオオリンピック開幕!マラカナンスタジアムで開会式[2016.08.08]

     

    ■ パビリオン「Stadium of Wonders」

    世界的に有名なコパカバーナビーチから車で約15分、ウルカ地区にあるリオデジャネイロ有数の観光地シュガーローフに、企業パビリオン「Stadium of Wonders」が開設されている。(8月7~21日)

    床面積約500平方メートルのパビリオンでは、4Kプロジェクターで開会式や競技ハイライト映像が楽しめる他、同社がオリンピックをサポートしてきた歴史の映像コンテンツ上映や、光ID技術、透明スクリーンディスプレーなどの独自技術による空間演出、アスリートの記録を体感できる体験型展示を行っている。また、同社はリオオリンピックトーチリレーのテクニカルパートナーでもあることから、トーチ現物の展示やリレー情報、映像を提供している。一般来場者へのPRに加え、平昌、東京オリンピックに向けて、大会関係者やパートナー企業との関係強化を図る情報発信基地として活用している。

    シュガーローフは、普段からリオ市民の憩いの場所としてはもちろん、観光スポットとしてにぎわっている。通常は頂上からの景色を楽しんだり、土産ものなどのショッピングや食事、夜間ライブが定番のこの場所に出現したパビリオンは、行き交う人たちも興味があるようで、次々に入場していく様子が見られた。入場者は多くのスクリーンに映し出される映像に「まるで、本当の会場で見ているようだ」など感嘆の声を上げていた。また、マスコットと写真を撮ったり、ブラジルの願掛けリボンを作るコーナーを楽しんだり、車椅子バスケットボールに挑戦するなど体感型コンテンツが人気で「日本はテクノロジーの進んだ国と知っていたが、それを実感した」という感想も聞かれた。

    「Stadium of Wonders」公式サイト:
    http://sharingthepassion2016.panasonic.com/ja/showcase.html

    ■ “Sharing the Passion”

    同社は2010年から、グローバルアンバサダーにブラジル出身のサッカー選手、ネイマールJr.を起用。リオ大会でも、同社のオリンピック・パラリンピックスローガン“Sharing the Passion”の下、テレビCMやウェブキャンペーンをグローバルに展開している。「Dream FITA」プロジェクトでは「FITA(フィタ)」と呼ばれるブラジルの願掛けリボンをモチーフに、ネイマール選手のリオオリンピックにかける情熱と、夢を追いかける世界中の人々の思いをウェブ上で共有する。
    https://dream-fita-rio2016.panasonic.com/ja/

    パビリオン「Stadium of Wonders」ではウェブキャンペーンと連動した自分の夢をプリントできるFITAマシンを設置。ネイマール選手の等身大の人形が注目を集めている。

    Sharing the Passion”サイト:
    http://www.panasonic.com/global/olympic/ja.html
    オリンピック/パラリンピック挑戦」編:
    http://channel.panasonic.com/jp/contents/16860/

    ■過去最大規模の機器納入

    写真=フォート・キシモト

    同社は25年以上にわたり、オリンピックの映像音響機器技術の革新に貢献し、大会運営を支えてきた。リオ大会では開閉会式以外でも、各競技会場にLED大型映像装置72画面やプロ用音響システム41会場、テレビ約1万5500台など過去最大規模の機器提供を行っている。また、リオオリンピックのライブサイトにも映像装置を納入し、観客と興奮と感動を共有している。