『「言葉にできる」は武器になる。』刊行
2016/08/29
書籍『「言葉にできる」は武器になる。』が8月29日、日本経済新聞出版社から刊行された。著者は、日本コカ・コーラのジョージア「世界は誰かの仕事でできている。」など多くの広告を手掛けるコピーライターの電通・梅田悟司氏。一生モノの「言葉にできる力」を誰もが手にすることができる方法を体系化して紹介している。
言葉には、通常私たちが言葉として認識している「外に向かう言葉」の他に、「内なる言葉」が存在している。「内なる言葉」とは、自分の感情や考えなど頭の中に生まれている言葉のこと。著者は、「内なる言葉」の存在に気付き、磨くことの重要性を指摘している。
本書では、「心に響く言葉」「人が動きたくなる言葉」を紡ぎ出すプロセスを、具体的に、詳細に示している。いわゆるハウツーもの本とは一線を画しており、手元に置き何回もページを繰り実践することで、自分の言葉を創造していくことができる秀逸な一冊となっている。
【目次】
1.「内なる言葉」と向き合う
2.正しく考えを深める「思考サイクル」
3.プロが行う「言葉にするプロセス」
【著者プロフィール】
梅田悟司
電通 コピーライター/コンセプター。上智大学大学院 理工学研究科修了。
広告制作の傍ら、製品開発、雑誌連載、アーティストへの楽曲提供など幅広く活動。カンヌライオンズ、グッドデザイン賞、観光庁長官表彰など国内外30以上の賞を受ける。著書に『企画者は3度たくらむ』(日本経済新聞出版社)など。メディア出演歴に、NHKおはよう日本、TBSひるおび!、Yahoo!トップなど。CM総合研究所が選ぶコピーライターランキングトップ10に2014年/2015年連続選出。横浜市立大学国際都市学系客員研究員。