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リオ大会閉幕後、
初のシティドレッシング実施

2016/09/23

    東京2020大会のゴールドパートナーである三井不動産と、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は9月20日から10月10日、東京・中央区の日本橋エリアで東京大会のエンブレムやオリンピアン・パラリンピアンの肖像を使い大規模な装飾を展開する「日本橋シティドレッシング for TOKYO 2020」(協力=アシックス、味の素、JXエネルギー、全日本空輸、東京ガス、日本航空、三井住友フィナンシャルグループ、明治、LIXIL)を実施している。

    シティドレッシングとは、大型グラフィックなどを掲出して街全体を装飾するもの。

    同社は以前から、オリンピック・パラリンピックの機運を高め東京大会の成功に貢献しようと、各所でシティドレッシングを実施しているが、今回はリオ大会の興奮冷めやらぬ閉幕直後の開始となった。

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    商業施設・コレド室町1と同2の間の仲通りには、幅9メートル×高さ2.5メートルの3面LEDパネルを設置し、体感イベント「Go for 2020 Street」を実施している。

    “リオのあの感動と興奮が、いよいよ東京に”というメッセージの下、リオ大会での日本代表選手団の映像や、「東京にオリンピック・パラリンピックがやってくる」をテーマにした映像コンテンツを上映する。

    10日に行われたオープニングセレモニーで、菰田正信社長は「江戸のころから五街道の起点として発展した日本橋から、全国に向けてオリンピック・パラリンピックやアスリートを応援する機運を発信したいと考えた。今後も全国の当社施設でイベントを実施し、街と大会を盛り上げる決意だ」とあいさつした。組織委の森喜朗会長は「リオ大会が終わり世界中が東京に注目する中、パートナー企業9社の協力も得て、このようなイベントを実施してもらい大変に感謝している。大会の成功とともに、世界からの訪日客に素晴らしい東京を見てもらいたい」と話した。

    ステージには、ゲストとしてリオオリンピックで銀メダルを獲得した女子レスリングの吉田沙保里選手とパラリンピアンの谷真海選手が登壇し、菰田社長と森会長と共に、LEDパネルの点灯式を行った。

    両選手はリオ大会での日本選手団の活躍に驚きと喜びを示し、シティドレッシングについて「前回よりさらに迫力が増している」「選手にとって、このような応援も大きな支えになる」など感想を述べた。

    なお、組織委は、同イベント期間中に日本橋三井タワー1階アトリウム広場で期間限定の「東京2020 公式ライセンス商品販売コーナー」をオープンしている。