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人間はNO LIMITS! パラリンピック競技の体感イベント開催

2017/05/09

    東京都は、東京パラリンピックまで1200日余り前となった5月6、7の両日、東京・台東区の上野公園 竹の台広場で、パラリンピック競技を体感できる国内最大規模のイベント「ノーリミッツスペシャル2017上野」(後援=日本障がい者スポーツ協会日本パラリンピック委員会、台東区 協力=東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 事業協力=明治、LIXIL、味の素、東京メトロ、日本航空、JR東日本、三菱電機)を開催した。

    同イベントは、都内各地で展開している東京都パラリンピック競技体験プログラム「NO LIMITS CHALLENGE」のスペシャル版であり、2016年5月に実施した「ノーリミッツスペシャルGINZA&TOKYO」(http://dentsu-ho.com/articles/3981)の第2弾となる。

    初日のオープニングセレモニーで、東京都の小池百合子知事は「リオパラリンピックでボッチャ競技の面白さを実感し、都庁にチームを立ち上げた。イベントでパラリンピック競技の魅力を体感し、2020大会を盛り上げてほしい。自分も大会までに、東京の街を障がい者にも活動しやすいように変えるという、大きな目標を持っている」とあいさつ。「人間に限界はない、皆で頑張りましょう!」と開会を宣言した。

    続いてステージやメインアリーナでは「パラリンピアンに挑戦!五番勝負」が行われ、パワーリフティングや陸上競技(レーサー、走り高跳び)、射撃、車いすテニスの5種目で、パラリンピアンやオリンピアンらがエキシビションを実施した。小池知事も車いすテニスに汗を流し、初体験の射撃では得点を上げて観衆の喝采を浴びた。

    小池百合子東京都知事

    特設会場では、5種目以外にもテコンドーや車椅子バスケットボール、ウィルチェアーラグビー、柔道、ブラインドサッカー、ゴールボールなどのエキシビション・デモンストレーションや体験会が行われた。ステージでも、パラリンピアン・オリンピアンのトークショーや、プロダンサーによる演目、伝統芸能の披露、音楽ライブなども展開され、家族連れを中心に多くの来場者でにぎわった。

    イベント公式サイト:http://no-limits.tokyo/nls_ueno/