野村萬斎さんと、空手・清水選手が対談
「ONE TEAM PROJECT」第2弾(動画あり)
2017/10/03
東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は9月29日、2020年東京大会を盛り上げる「ONE TEAM PROJECT」の第2弾を発表した。
(映像・画像=Tokyo 2020提供)
同プロジェクトは、日本を代表する著名なアーティストや作家、学者、映画監督らが、オリンピック・パラリンピックに関するコンテンツを制作し発信するもの。コンテンツは、動画をはじめ文章、イラスト、写真など自由に展開する予定だ。
第1弾では、歌舞伎役者の市川海老蔵さんが大会3年前口上を述べる動画が公開された。
(関連記事:東京2020大会に向け、「ONE TEAM PROJECT」始動!海老蔵さんの口上で幕開き[2017.08.29])
第2弾は狂言師・野村萬斎さんと、空手の清水希容選手の対談動画「KATA for TOKYO 2020」。
動画の冒頭、清水選手は野村さんの前で迫力の「形」を演武。感嘆した野村さんは、清水さんに次々に質問しその本質に迫る。また、それぞれの「カタ」を披露しながら、狂言と空手の共通点や相違点を探る。
「カタ」を究めようとする2人の対談は、日本(沖縄)発祥のスポーツと伝統芸能というそれぞれの視点が交差する興味深いものになっている。
野村さんは「大変に有意義な対談だった。大会の追加競技になった空手の魅力を感じてほしい」、清水選手は「野村さんから多くのことを勉強させてもらった。ONE TEAMの一員として、決意新たに精進する」とコメントした。
公式サイト:
https://participation.tokyo2020.jp/jp/oneteam/02.html