偉人たちから現代人へのメッセージ!?
元日ドラマ原作「風雲児たち」ポスター・プロジェクト
2018/01/09
リイド社は、連載中の歴史大河ギャグ漫画「風雲児たち」のポスターをシリーズで展開した。同漫画は1979年から始まり、著者はみなもと太郎氏。今年1月1日には、NHK正月時代劇「風雲児たち〜蘭学革命篇〜」として放送された。
日本の歴史を築き上げてきた、さまざまなタイプの風雲児たちが織りなすドラマが、同漫画の魅力。このことを幅広い層にアピールするため、ポスターは全8種を制作。登場キャラクターたちの逸話に、現代人にとっての気付きをテーマにしたコピーを添えている。
ドラマの主役の一人杉田玄白でいえば、「最初にわかったのは、 『オランダ語は横に読む』ということ。」。現代人へのメッセージとしては、「最近ありますか? 検索しないで、自分で気づいたこと。」。もう一人の主役・前野良沢の逸話は、「解体新書の作者は自著に名前を載せなかった。」。「今、いるだろうか。お金や名誉より、信念を選ぶ日本人。」と現代人に問うコピーとなっている。
ポスターは全国の書店やドラマのPRイベントで掲出。リイド社のTwitterアカウントでも公開されると多数シェアされ、Yahoo!ニュースにも取り上げられるなど、ウェブでも大きな話題となった。