東京タワー
3月に特別展望台をリニューアルオープン
2018/01/12
日本電波塔は1月11日、東京タワー特別展望台のリニューアルオープンに関する発表記者会見を同タワーで開催した。
12月に開業60周年を迎える東京タワーは、地上250メートルにある特別展望台(新名称=トップデッキ)のリニューアル工事を実施中で、3月3日にグランドオープンすることが発表された。これにより同展望台の見学は、ツアー形式の新アトラクション「トップデッキツアー」として生まれ変わる。
展望台の大規模なリニューアルは開業以来2回目で、名称の変更は初となる。初年度集客目標は約46万人。
冒頭、東京タワー名誉観光大使を務めるタレントの金ケ江悦子さんが開会のあいさつ。タワーアテンダントのユニホームを着用した金ケ江さんに紹介された前田伸社長がリニューアル概要についてプレゼンテーションを行った。
同ツアーは、フットタウン1階の専用レーンからトップデッキまで、アテンダントのもてなしやドリンクサービス、多言語ガイドシステムなどを提供する「体験型展望ツアー」となる。
ゲストは、地上150メートルの大展望台(3月からメインデッキに名称変更)や、タワーの歴史を体験できるタワーギャラリーなどを経由して、浮遊感を増したシースルーエレベーターでトップデッキに到着する。
トップデッキの内装デザインは、アーティストのKAZ SHIRANE(カズ シラネ)氏が担当。コンセプトは“ゲストと一緒に創る展望台”。ジオメトリックミラーとLED照明の演出で、2020年に向けて変化を続ける東京が空間全体に映し出される。
前田社長は「ミラーに映る東京を楽しみ、未来の東京に思いをはせてほしい」と話した。
金ケ江さんはツアーの参加方法について説明。同ツアーは待ち時間をなくすため、事前予約制として、1月23日正午からウェブサイトでの受け付けを開始する。参加日の60日前から予約可能で、予約完了時に発行されるQRコードによって、スムーズな入場を目指す。
ツアー料金は、大人(高校生以上)2800円、子ども(小中学生)1800円、幼児(4歳以上)1200円。
前田社長は、開業60周年に当たりエレベーターを全面的に更新したことなどを紹介し「100周年に向けて、さらに役に立つタワーとして進化していきたい。ぜひトップデッキを体感してもらい、感動を持ち帰ってください」とメッセージを述べた。
公式サイト:https://tdt.tokyotower.co.jp/