電通が運用するベンチャーファンド「電通ベンチャーズ」、テーマ投資を可能にする次世代型投資サービスを提供するFOLIO社に出資
2018/01/18
1月18日に配信された電通ニュースリリース文面は以下の通りです。
2018年1月18日
電通が運用するベンチャーファンド「電通ベンチャーズ」、テーマ投資を可能にする次世代型投資サービスを提供するFOLIO社に出資
株式会社電通(本社:東京都港区、社長:山本 敏博)が運用するコーポレート・ベンチャーキャピタル・ファンド「電通ベンチャーズ1号グローバルファンド」(以下「電通ベンチャーズ」)は、国内株を取り扱う独立系証券会社として約10年ぶりに設立されたオンライン証券会社であり、特定のテーマへの少額投資を可能にする次世代型投資サービス「フォリオ」を提供する、株式会社FOLIO(本社:東京、代表取締役CEO:甲斐真一郎、以下「FOLIO社」)に出資しました。
FOLIO社は「資産運用をバリアフリーに。」というミッションを掲げ、誰もが資産運用を簡単に始められ、そして楽しく続けられるサービス「フォリオ」を開発し、2017年11月よりβ版サービスを一般公開しています。このサービスは、「次世代素材」「VR(仮想現実)」「e-Sports」「京都」「コスプレ」などの「フォリオ」が用意する多様なテーマのラインアップから好きなものを選び、ショッピングのように手軽に投資することができるサービスです。国内株を取り扱う独立系証券会社においては約10年ぶりのオンライン証券の誕生であり、テーマに投資できるサービスは日本初であるため、期待が高まっています。
電通ベンチャーズは、日本の個人金融資産が貯蓄から投資へ向かう中、「フォリオ」のテーマ投資という投資手法や洗練されたUI/UXが、投資のハードルを下げることで個人投資家層の量的拡大を実現すると同時に、投資家と企業との全く新しい関係構築を促進していくものと期待しています。さらに、当社グループは今回の出資を契機として、同社のマーケティングや投資活動の「ワクワク」を増加するコンテンツ開発などの協力を通じて、「フォリオ」のビジネス拡大を支援していきます。
次世代型投資サービス「フォリオ」とFOLIO社、電通ベンチャーズの概要は以下のとおりです。
<次世代型投資サービス「フォリオ」の概要>
テーマを選んで10万円前後から分散投資を始められるサービスです。投資家は「ドローン」や「ガールズトレンド」といったテーマを選ぶだけで、複数の企業に簡単に投資ができます。それぞれのテーマは、「フォリオ」が選定した10社の有望企業で構成されています。分散投資により株価変動リスクを軽減することができ、より安心して資産運用を楽しむことができます。
<FOLIO社の概要>
社名:株式会社FOLIO
本社所在地:東京都千代田区一番町16‐1共同ビル一番町4階
設立:2015年12月
資本金:21億2028万3436円(資本準備金含む)(2017年7月時点)
代表者:甲斐 真一郎(代表取締役CEO)
事業内容:第一種金融商品取引業、投資運用業
URL:https://folio-sec.com/
<電通ベンチャーズの概要>
名称:電通ベンチャーズ1号グローバルファンド
(Dentsu Ventures Global Fund I)
ファンド総額:100億円
ファンド組成時期:2015年4月
運用期間:2025年3月までの10年間を予定
投資地域:米国、欧州、日本、アジアなどグローバルに投資
投資ステージ:シード/アーリーステージを中心としつつ、ミッド/レイターステージも含む幅広いバランス投資
投資領域:
(1)広義のマーケティング/コミュニケーションビジネスを変革しうる領域
(2)上記に当てはまらなくともイノベーティブでポテンシャルの高い新領域
URL:http://dentsu-v.com/
以上
電通ニュースリリース
http://www.dentsu.co.jp/news/release/2018/0118-009431.html