電通と電通デジタル、AIによる最先端クリエーティブの開発チームを社内に設置
2018/03/15
3月15日に配信された電通ニュースリリース文面は以下の通りです。
2018年3月15日
電通と電通デジタル、AIによる最先端クリエーティブの開発チームを社内に設置
― AIと人間のクリエーターが協働、新たな価値の創造へ ―
株式会社電通(本社:東京都港区、社長:山本 敏博)と株式会社電通デジタル(本社:東京都港区、CEO:山口 修治)は、本年1月に電通内に発足させた人工知能(AI)統括プロジェクト「AI MIRAI」の活動の一環として、AIを活用して最先端のクリエーティブ開発を行う専門チーム「AIクリエーターズクラブ(TM)」を3月15日付で発足させます。
クリエーティブへのAI活用は、顧客体験の向上における重要な施策になりつつあるとの判断から、両社ではそれを重点テーマに据えて開発を推進していきます。
具体的には、AIと人間のクリエーターの協働によるスピーディーなクリエーティブ制作とマス媒体領域でのプランニングの効率化・高度化があります。クリエーティブの中身は100%AI生成ではなく、当社グループのプランナーやコピーライターの知見を掛け合わせて、AIだけでも人間だけでもできない新たな表現を生み出します。また、AIチャットボットやAIスマートスピーカーの対話設計にも取り組んでいきます。
また、顧客体験の創造に向け、クリエーティブとデータの連携を進めていきます。“人”基点で電通グループ内のマーケティング手法を結集・高度化した統合フレームワーク「People Driven Marketing」を活用して各種データを連携させることにより、新たな顧客体験の創造につながるクリエーティブを制作します。
なお、これらの開発案件には、本年2月に電通の子会社となった、マーケティング領域のAI開発に強みを持つデータアーティスト株式会社のAIエンジニアも参画します。電通グループのクリエーターとデータアーティストのAIエンジニアが協業することで、クリエーティブ開発の実践的なプロトタイプになることを目指します。
今後も電通と電通デジタルは、AIと人間のクリエーターによるさまざまな協働を実現していくことで、顧客企業に、そして社会に、新たな価値を届けてまいります。
■「AIクリエーターズクラブ(TM)」のロゴマーク
※このロゴマークは、AIと人間のクリエーターの協働により制作されました。商標登録出願中。
以上
電通ニュースリリース
http://www.dentsu.co.jp/news/release/2018/0315-009492.html