東京2020ライブサイト
日比谷で大会に向け盛り上がり
2018/03/20
東京都と2020組織委は3月17、18の両日、東京・千代田区の日比谷公園と、隣接する東京ミッドタウン日比谷でイベント「東京2020ライブサイトin 2018」を開催した。
同イベントは、2020年東京オリンピック・パラリンピックを盛り上げるため、平昌大会の期間中、東京や東北3県、熊本で開催してきたもの。
日比谷のイベントは、平昌パラリンピックの終盤に合わせて行われ、大会での日本選手の大活躍も影響してか、ファミリー層を中心ににぎわった。
■ 日比谷公園
公園の大噴水の周囲には、メインステージや大会パートナーのブースが設けられ、さまざまなステージイベントや大画面モニターでの競技放映などが行われた。
18日、最初にステージで行われたのは「IDEA for TOKYO」コンテスト。
同コンテストは、東京都が2019年ラグビーワールドカップ、20年の東京大会に向けて、都市ボランティアが実践できる、これまでにないアイデアを募集したもの。
当日は、応募があった66チームのうち、勝ち残った4チームがプレゼンテーションを行い、猪熊純子副知事や、タレントの陣内智則さん、オリンピアンの柴田亜衣さん、パラバトミントンの藤原大輔選手が審査員を務めた。
最優秀賞には、訪日客に折り紙を折ってプレゼントしたり、名前を漢字で表記してあげるなどのサプライズをマニュアル化して、積極的に海外の人とコミュニケーションを取り、もてなそうというアイデアを考えた國學院大生のチームに決まった。
次世代アスリートステージでは「PyeongChang to TOKYO つぎは東京」をテーマに、平昌大会を含めて3大会に出場したアルペンスキーの湯淺直樹選手と、オリンピアンの濱田真由選手(テコンドー)に加え、東京大会での活躍が期待される若手アスリートが登場し、2020年に向けた夢や目標を語った。
メインステージの最後を飾ったのはアーティストライブ。18日は、ゴスペラーズとLittle Glee Monsterが出演し、詰め掛けた大観衆を前に熱いライブを繰り広げた。両グループは、アスリートステージにも登場し、それぞれが2020年大会への参加宣言を披露した。
■ 東京ミッドタウン日比谷
東京ミッドタウン日比谷には、サブステージと競技体験コーナーが設置された。ステージでは、連携大学の学生によるチアリーディングやダンス、バンド演奏、自治体による演舞や伝統的なパフォーマンスが行われ、多くの人を楽しませた。