東京2020「ONE TEAM PROJECT」
宇宙でパラパラ漫画はパラパラするか?
2018/03/16
東京2020組織委は、2017年8月に立ち上げた「ONE TEAM PROJECT」の一環として、JAXA(宇宙航空研究開発機構)と人気漫画『宇宙兄弟』との特別コラボ企画「宇宙から東京2020エール!」を実施する。
同プロジェクトは、東京大会の盛り上げを目指し、日本を代表する文化人や芸術家らが参加するもので、これまで特設サイトでは、著名人の対談やインタビューなどが公開されている。
(https://participation.tokyo2020.jp/jp/oneteam/)
©JAXA/NASA
©Tokyo 2020
同コラボ企画の第1弾では、昨年12月からISS(国際宇宙ステーション)に滞在中のJAXA宇宙飛行士・金井宣茂さんが、「宇宙兄弟」作者の小山宙哉さんが制作した「東京2020応援パラパラ漫画(全254ページ)を、宇宙空間でもパラパラと読めるのかにチャレンジする。
パラパラ漫画には、宇宙兄弟の主人公・ムッタが体操競技の技である“月面宙返り”を行うシーンが描かれている。
作者の小山さんは「宇宙兄弟のキャラクターに、オリンピックの要素をどのように結び付けるか楽しみながら考えた。作品が宇宙に運ばれ、金井飛行士に使われるのはうれしい」とコメントした。
チャレンジの結果は3月20日、組織委公式ウェブサイトとJAXAユーチューブチャンネルなどで動画配信する。 サイトでは先行して、ボクシングの村田諒太選手や、競泳の入江陵介選手、タレントの篠原ともえさんらが、チャレンジ結果を予想する動画を公開している。
コラボ企画サイト:
https://participation.tokyo2020.jp/jp/oneteam/07_01.html