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「オールフリー オールタイム」
透明だから、いつでもどこでも気兼ねなく

2018/05/11

    サントリービールは、ノンアルコールビールテイスト飲料「オールフリー オールタイム」を、6月19日全国のコンビニエンスストア限定で販売を開始する。
    発売に先立つ5月8日、東京・港区の六本木アカデミーヒルズで商品発表会を行い、開発の背景やコンセプトなどを紹介した。

    ノンアルコールテイスト飲料の市場は、味の進化に伴い拡大を続けている。
    2月に大幅リニューアルした「オールフリー」ブランドから誕生した「オールフリー オールタイム」は、「ビール代わりの飲料」としてだけではなく、「無糖炭酸の需要」を意識して開発された。

    容器はビールの印象を打破するため、380ミリリットルのペットボトルにした。さらに中味も透明にすることで、飲用シーンや時間を問わず、いつでもどこでも気兼ねなく味わえる新感覚の大人向け飲料に仕上げた。味は同社の持つ知見を生かし、ビールの苦味と炭酸の爽やかさを両立させた。

    同社にとって初となるペットボトル商品に加え、透明飲料ということで、通常より圧倒的に多い回数の試作を重ねたという。
    マーケティング本部ブランド戦略部の大津亮氏は「当社にとって、非常にチャレンジングな商品だ。開発の過程で活発な議論があり、ビールらしい質のいい苦味と爽快なライム風味の最適なバランスを見いだすのに苦労した」と明かした。
    約1年におよぶ開発を経て、ようやく発売目前となり「これまで以上にノンアルコールビールテイスト飲料の市場をより活性化し、飲み方、飲む場面をさらに広げていきたい」と抱負を述べた。

    発表会には大津氏の他、ビール商品開発研究部の加藤悠一氏、ボトルデザインを担当したサントリーコミュニケーションズの児島薫氏も駆け付け、開発秘話などトークを展開した。

    児島氏は「全く新しいタイプの飲料なので、まず皆さんに気付いて興味を持ってもらうことが大事」と考え、ラベルに「ランチに」「会議中に」「スポーツの後に」と、飲用シーンのアイコンを加えた経緯を語った。また、アイコンのラベルを剥がすと、当初ボトルの装飾として考案した、星や稲妻のマークが現れる遊び心も盛り込んだ。ペットボトルの高さは、店頭での陳列に配慮して500ミリリットル缶と同じ高さにした。
    開発担当の加藤氏は「“透明”を前提にした開発には、さまざまな調整が必要で未知の領域だった」と振り返り、「この商品はビールテイスト飲料でありながら、気分が落ち着くと同時に、活力を生むなどの特徴を兼ね備えている。発売が楽しみだ」と期待を寄せた。

    同商品は、発売日に合わせ全国で約30万本のサンプリングを実施する他、交通・デジタル広告を展開する。

    商品サイト:
    https://www.suntory.co.jp/beer/allfree/alltime/