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au発表会
「みんなつくろう」をテーマに
ワクワク体験を提供

2018/05/31

    KDDIは5月29日、「au発表会2018 Summer」を東京のベルサール新宿グランドで開催し、夏に向けた新サービスやキャンペーンの紹介を行った。

    髙橋誠社長は「この夏は“みんなつくろう”をテーマに、商品、サービス、キャンペーンなど、提供するもの全てでワクワク体験を届けたい。また、次世代ネットワークを予感させるワクワクも提案したい」とあいさつ。
    大容量や低遅延、多接続を特徴とする5G導入への取り組みに触れるとともに、世界最大のオンラインエンターテインメントサービス「Netflix」と「ビデオパス」をセットにした新料金プラン「auフラットプラン25 Netflixパック」を発表した。「ネットフリックス本社に初めて行ったのは7年前だった。それ以来アプローチし続け、今回ようやく組むことができた」と話した。

     ネットフリックスのプロダクト最高責任者であるグレッグ・ピーターズ氏は「当社のミッションは、心に響くエンターテインメント体験を世界中のメンバーに届けること。エンターテインメントライフにおいて、モバイルの位置付けは重要なもの。KDDIとのパートナーシップを通して、プロダクトやコンテンツなど、新しいワクワク体験をお届けできることをうれしく思う」とコメントした。

     次に髙橋社長は“距離を超える体験”の提供を紹介。
    人間とロボットをインターネットでつなぎ、遠隔操作によって旅行が体験できるなどの新サービスを検討中という。
    その量産型プロトタイプ「MODEL H」を開発したTelexistence社の富岡仁CEOは「数年に一度、世の中の常識を変える商品が市場に現れる。私たちは、これまでの旅行の在り方を変えたいと思っている」と述べ、時間やコストなどの制約で移動が難しい遠隔地にロボットを置き、離れた場所から自由に操作することで気軽に旅行する感覚が楽しめる技術を目指すと話した。この夏には、「MODEL H」を活用した体験イベントを実施する予定。

     第2部のステージには、ゲストとして女優の有村架純さん、菜々緒さん、川栄李奈さんが、テレビCM「三太郎」シリーズで演じる「かぐちゃん(かぐや姫)」、「乙ちゃん(乙姫)」、「織ちゃん(織姫)」の衣装で登場。髙橋社長は「前社長がいつも楽しそうだったので、私もぜひ3人にお会いしたいと思っていた」と笑顔を見せた。
    会場では新テレビCM「つくろう」編が上映された。同CMは、一人の少女から届いた「浦ちゃん(浦島太郎)の家をつくってほしい」という手紙をきっかけに制作したもの。同社はさらに、“浦ちゃんの家のデザイン・アイデア”を一般募集するキャンペーンを実施する。その中から選ばれた内容を基に受際に家を制作し、完成した家は、今後のCMで使用する予定だという。

    ゲストの3人は、それぞれに家のアイデアを発表した。
    有村さんは「浦ちゃんのイメージをなくさず、それでいてかわいくて温かみのある家」として「三角形のわらの家」を考案。菜々緒さんは「日本昔ばなしのイメージ。自炊をしていそうだから」と「いろりと大きな台所がある家」を発表。
    川栄さんは「犬がいっぱい 犬小屋」。「私の趣味の押し売りです。犬が好きで6匹飼っているので犬小屋にして、あとは織ちゃんのイメージカラーのピンクを基調にした。水槽に金魚が1匹だけいる」と紹介すると、髙橋社長は「個性が出ていていいですね。でも浦ちゃんを無視していますね」と苦笑い。

    発表会終了後、タッチ&トライコーナーでは遠隔操作のロボットを介して旅行が楽しめるテレイグジスタンスのデモンストレーションが行われた。
    VRヘッドセットとセンサー付きのグローブを装着したオペレーターがロボットを操作し、優しい動きでカメの甲羅をなでるなど繊細な動きをリアルタイムに再現できる技術を披露。多くのメディアが関心を寄せていた。

     公式サイト:
    https://www.au.com/pr/tsukurou/