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「Mリーグ」
開幕に向けドラフト会議を開催

2018/08/10

      競技麻雀の普及と発展を目的に、7月に発足したMリーグ機構は8月7日、「Mリーグ」のドラフト会議2018を、東京・港区のグランドプリンスホテル高輪で開催した。

      関連記事:プロ麻雀リーグ「Mリーグ」発足 オリンピック正式種目化目指す[2018.7.18]

       

      ドラフトにはリーグに加盟する7チームが参加し、麻雀のプロ5団体に所属する数千人のプロ雀士の中から、各チーム3人を指名。交渉権を獲得した。
      会場には、各チームごとの円卓やくじ引き用のステージ、大型モニターが設置され、プロ野球のドラフト会議さながらの演出と、モデルでプロ雀士の岡田紗佳さん、Mリーグ参加を目指しプロの資格を取得した俳優の萩原聖人さんが駆け付けるなど、華やかな雰囲気の中で行われた
      会議の模様はアベマTVの麻雀チャンネルで生中継された。

       会議は藤田晋代表理事(サイバーエージェント社長)の開会宣言で始まった。
      ドラフトの方式もプロ野球のそれと同じで、各チームの1位指名選手を発表し、指名選手が重複した場合は、該当チームの代表者によるくじ引きで交渉権を決定。外れたチームは再指名を行い、重複がなくなるまでこれを繰り返す。

       1巡目、2巡目は、各チームとも指名選手に重複はなく順当に交渉権が決定。選手名が呼び上げられるたびに、観客からはどよめきと拍手が起きた。
      3巡目で鈴木たろう選手が3チームから指名を受け、くじ引きの結果、赤坂ドリブンズが交渉権を獲得しガッツポーズ。ドリブンズの代表者は「これほど重要なくじ引きをしたのは人生初」とホッとした表情を見せた。
      萩原さんは「TEAM RAIDEN/雷電」が1巡目で指名し、交渉権を獲得した。
      今後各チームは、交渉権を得た選手と交渉を行い、10月の開幕までに正式に所属選手の発表を行う予定だ。