ビートたけしさん&木村拓哉さんがアンバサダー
リョーマゴルフの「ブレない」アイアン発売
2018/08/29
ゴルフクラブを手掛けるリョーマゴルフは10月29日、同社初のアイアン「リョーマアイアン」を発売する。これに先立つ8月28日、製品発表会を新宿区のパークハイアット東京で開催した。
発売に際し、同社ブランドアンバサダーを務めるビートたけしさんに加え、新製品の特長である「まっすぐブレない」「他にはまねのできない高機能」「キレのある美しさ」を体現できる人物として、木村拓哉さんが新ブランドアンバサダーに就任し、会場に駆け付けた。
新テレビCMでは、何もない一本の道の上にたけしさんと木村さんが対峙。「どいてくんねえか」とすごむたけしさんに、木村さんが「まっすぐ行くって決めたんで」と受けて立ち、ブレないアイアンを表現する。
冒頭、谷本俊雄社長は「今までにない画期的なアイアンができた。当社はウッドクラブだけでビジネスをしてきたが、それは、これまで性能の違いを実感できるアイアンがつくれなかったから。ようやく納得のいく物ができ、たとえミスショットをしても、特殊なヘッド構造がミスを最小限に抑えてくれる。打った瞬間の「しまった!」が、「あれ、意外と大丈夫だった」に変わる。これまでドライバー開発で培ってきた独自の技術をアイアンに生かした」と、熱く語った。
たけしさんは「何年も前に谷本社長にアイアンをつくってくれと頼んだが、慎重な方で開発に時間がかかった。でも、さすがリョーマゴルフ。納得のいく物ができるまで待ったかいがあった」と明かした。
木村さんが「いつか、たけしさんとラウンドできたらいいなと思っている」と話すと、たけしさんは「2人でやろうとすると、すぐうるさいさんまが入ってくるんだよ」とこぼし、会場の笑いを誘った。
新CMについて、たけしさんは「アウトレイジのワンシーンみたいで、せりふもアイアンが曲がらないことに掛けていて、面白い」とコメント。木村さんは撮影を振り返り「たけしさんのすごみを感じた。スタジオに一本の道だけが用意されていて、そこでたけしさんと対峙するのは緊張した。しかも、そこで言われるのが『どいてくんねえか』。しびれた。普通だったら、どきますよ。絶対どきます」と強調した。
たけしさんは、アンバサダーの立場で木村さんへのアドバイスを求められると「調子が悪い時は、リョーマゴルフを持って行かないこと」と即答し、会場を笑わせた。
また、「谷本社長は自分と同じ工学部。流体力学や重心などへの見識から開発しているから、そんなに力を入れずに打ってもパーンと飛ぶ。これからも科学を性能にどんどん反映させてほしい」と話すたけしさんに、木村さんは「ブレないぜという今回のCMのコピーを、谷本社長本人が一番体現している。CM撮影当日にも『これは撮影用のクラブです。まだ改善の余地があるので、直します』と最良のものを追求し続けている。企業のトップが誰より職人気質」と振り返った。
木村さんは、会場のリクエストに応じてゴルフのショットを披露し、「難しいイメージや金額的なハードルがあるかもしれないが、ゴルフは年齢や性別を問わないスポーツで、道具を手に入れると、そこでしかとることのできないコミュニケーションがとれる」と話した。
たけしさんは「ゴルフは何歳になっても楽しめる。寝たきりになっても、運んでもらいながら打つ時だけ工夫して打ったり、迷惑かけ放題でゴルフをやりたいね」とお茶目に締めた。