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電通、ダイバーシティ&インクルージョン社会に向けた教育研究活動で筑波大と連携

2018/08/29

    8月29日に配信された電通ニュースリリース文面は以下の通りです。


    2018年8月29日

    日本初の学位取得課程設置に向けた教育プログラム開設を支援

    株式会社電通(本社:東京都港区、社長:山本 敏博)は、筑波大学(所在地:茨城県つくば市、学長:永田 恭介)と連携し、ダイバーシティ&インクルージョン社会(各人の多様な個性を尊重し、すべての人の社会参加を目指す考え方)に向けた人材の育成とソリューション開発を目指す連携協定を締結しました。

    本協定では、社会の多様化に伴い注目の高まるダイバーシティ&インクルージョンの学問としての確立と一層の浸透を目的に、これまで先進的な研究・取り組みを行ってきた筑波大学を中心とするアカデミックと、当社が培ってきた知見とノウハウを掛け合わせた双方の視点から、主に人材育成や多様な個人に向けた商品・サービス開発、コミュニケーションにおけるダイバーシティ&インクルージョン社会の実現を促進していきます。

    これまで当社は、2012年の電通ダイバーシティ・ラボの設立以来、ユニバーサルデザイン・フォント、LGBT調査などに注力してきましたが、日々変化するダイバーシティ領域を統合的な概念として捉え直し、以下の内容で筑波大学と連携していくことにしました。

    主な連携内容:

    ●人材の育成・輩出
    Chief Diversity Officer(CDO)人材の育成について、学位取得が可能な専門教育課程の設置を視野に取り組みを行う。中長期的に、企業のマネジメント層およびマネジメント候補者を対象に修士号MDA (Master of Diversity Administration) の取得を可能とする社会人対象の教育プログラムの設置等について検討を進めていく。

    筑波大学では新たな学問領域としてのダイバーシティ・サイエンス(下図参照)の創設と、当分野で日本初となる学位プログラムの設置を目指しており、電通もこの取り組みを支援していきます。

    ●新たなソリューションの開発
    商品・サービス開発やコミュニケーションの領域において今後さらにニーズが高まっていくダイバーシティ&インクルージョン視点について、研究の推進と実践による先進ノウハウの形成、企業や行政の課題解決のためのソリューション開発を図る。

    こうした取り組みを広く知っていただくため、パラリンピック・スポーツやビジネスの第一線で活躍される方々を招いた公開シンポジウムならびに今年秋からは学生・社会人向けのエクステンション講座を共同で企画し、実施していきます。

    講座に関する情報については、http://extension.sec.tsukuba.ac.jp/lecture/ をご覧ください。


    〈ダイバーシティ・サイエンス:4つの柱x4つのアプローチ〉

    ダイバーシティ・サイエンス:4つの柱x4つのアプローチ

    以上


    電通ニュースリリース
    http://www.dentsu.co.jp/news/release/2018/0829-009595.html