新聞広告クリエーティブコンテスト最優秀賞に電通・石川平氏の「楽しい日々」
2018/10/04
日本新聞協会は10月3日、2018年度新聞広告クリエーティブコンテストの入賞作品を発表した。「新聞」をテーマに募集し、787作品の応募があり、最優秀賞に、電通・石川平氏の「楽しい日々」(写真)を選んだ。
「楽しい日々」は、もしも新聞がなければ流行やいっときの興味に関する情報に囲まれ、それに流されてしまうのではないかという危機感を、皮肉を込めて逆説的に表現した作品。審査委員は「新聞の有用性を、あえてインターネットの緩い部分を羅列することで表現しており、とぼけたコピーとデザインのアウトプットが非常に巧みだ」と評価した。
入賞作品は「新聞広告データアーカイブ」で閲覧できる。また、10月10~20日(14日を除く)に日本プレスセンタービル1階(東京・内幸町)で、10月30日~19年3月31日(休館日を除く)に横浜市のニュースパーク(日本新聞博物館)で展示する。
入賞作品は以下の通り。(敬称略)
●最優秀賞:「楽しい日々」代表・石川平(電通)
●優秀賞:「どちらに寄っている?」代表・遠藤誠之(アルファ・シリウス)
●コピー賞:「本日の日本」尾関翼(広告デザイン専門学校)
●デザイン賞:「新聞で世界はひろがる」代表:中村洋平(ADKアーツ)
●学生賞:「娘からの挑戦状」尾﨑友香(広告デザイン専門学校)
●特別賞:「会ったことのないお隣さん」代表:井上裕貴(クリエイターズグループMAC)