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人気アプリ「TikTok」が1周年イベント
クリエーター対象のアワードも発表

2018/10/31

    ショートムービーアプリ「TikTok」が日本でのサービス開始1周年を記念し、10月26日に「TikTok 1st Anniversary Event」を、東京・港区の六本木ミッドタウンホールで開催した。
    TikTokは、2018上半期iOS世界ダウンロード数ナンバー1の話題のアプリだ。
    イベントでは、今年1年活躍したユーザーを表彰する初の「TikTok Creator Awards 2018」も同時に行われ、女優の佐野ひなこさん、お笑い芸人の狩野英孝さんがプレゼンターで登場した。

    若者を中心に人気を集めているTikTokは、ユーザーが楽曲に合わせて思い思いの動画を撮影。さまざまなフィルターや効果を用いて約15秒のオリジナルビデオを作成し投稿できるアプリで、2017年10月に日本に上陸した。多くのインフルエンサーや著名人が利用し話題になっている。

    「TikTok Creator Awards 2018」は今年6月、人気クリエーター100人を決めるオーディションを実施。その中から特に活躍した人に授与された。
    アワードは全6部門で、「EXCELLENT CONTENT」は、はやたく さん、きぐるみ母さん、まいきち さん、タロー社長 さん、しぴたん.shipi さん、たぁくん_桜 さんの5組、「Comedy」は成瀬さん、「Pet」はKitakazeさん、「Duet」はこたつ さん、「Fashion」は森友二さん、「Dance」はキアヌさんが受賞した。

    はやたくさんは「日本の代表としてTikTokを盛り上げられるように全力で頑張る。僕たちをすてきなステージに呼んでいただき感謝する」とあいさつし、約29万のフォロワーを持つ成瀬さんは「始めた時は、これほどの規模になるとは思わなかった。これからも盛り上げていきたい」と喜びを語った。

     日頃から「TikTok」で動画投稿を楽しんでいるという狩野さんは、始めたきっかけについて「友人の小学生の子どもに“動画を撮ろう”と誘われ、面白そうだとダウンロードしたのが最初」と振り返り、「編集が楽しいんです。映画やドラマ、バラエティーなど映像を作りたい人の練習にもなる。これからいろいろなものが生まれてくると思う」と期待感を示した。
    佐野さんは「簡単にかわいい映像が作れて、少し手を加えれば、さらにクリエーティブな作品にできる」と魅力を語り、「スマホが1台あれば、ドラマができる。最後に“続く”と入れて…」と意欲的に話した。