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トヨタ自動車
オリンピック聖火リレーの
パートナーシップ契約締結

2018/12/05

    トヨタ自動車は11月30日、東京2020組織委とオリンピック聖火リレープレゼンティングパートナーシップ契約を締結した。

    同社は、国際オリンピック委員会と同パラリンピック委員会のワールドワイドパートナーでもある。

    聖火リレーのスポンサープログラムは三つの階層があり、プレゼンティングパートナーはその最高位で、聖火ランナーの募集キャンペーンの実施や呼称・マーク類などの使用権利を有する。

    オリンピック聖火は、2020年3月にギリシャ古代オリンピアの太陽光から採火された後、同月20日に宮城県の航空自衛隊松島基地に到着。宮城、岩手、福島の3県で「復興の火」として展示される。26日には福島県を出発し、開会式が行われる7月24日まで日本全国を回る。

    豊田章男社長は「聖火リレーは、震災から10年目の被災地・東北から出発する。当社は、東北を重要な生産拠点と位置付け、地域の方々とクルマづくりを通して復興に取り組んできた。聖火リレーのコンセプト“希望の道をつなごう”の下、復興に向けて闘う人々の姿を見て、共に歩んできた当社だから伝えられる希望や感謝があるのではないか。聖火リレーを通じて、日本や世界との絆を深めながら、オリンピック・ムーブメントを盛り上げられるよう、オールトヨタで取り組む」とコメントを寄せた。

    組織委の森喜朗会長は「トヨタ自動車には、すでに東京2020大会のモビリティパートナーとして協力してもらっている。聖火リレーは、121日間にわたり日本中を巡り、多くのランナーやスタッフが移動しながら聖火をつなぐ。安全・安心で快適に移動できるリレーの実現に向けて、同社にサポートしてもらえるのは大変心強い」とコメントした。