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東京証券取引所で初のスポーツイベント
「東京2020 Let's 55」

2019/04/02

    東京2020組織委と野村ホールディングスは3月30、31の両日、中央区の東京証券取引所で、同所で行われる初のスポーツイベント「東京2020 Let’s 55 ~ with 野村ホールディングス」を開催した。
    同イベントは、東京2020大会の全55競技を多くの人に体験してもらうもので、今回が4回目となる。過去3回の開催で、計33競技を紹介してきた。
    野村ホールディングスは、東京オリンピック・パラリンピックのゴールドパートナーを務めている。

     

    初日には、施設内のオープンプラットフォームでオープニングセレモニーが行われた。
    組織委の武藤敏郎事務総長は、Let’s 55の名称について、オリンピック33競技とパラリンピック22競技を足し、それに“レッツゴー”を掛けたものと説明。「このところ株価はやや低調だが、このイベントが少しでも貢献できたらいい。会場に駆け付けてくれたアスリートの皆さんと競技体験してもらい、イベントを楽しんでください。そして、残り482日となった大会を盛り上げましょう」とあいさつした。

    同社の永井浩二グループCEOは「証券取引所で、こんなにお子さんの楽しそうな声がするのは初めてだ。この場所で組織委と初のスポーツイベントを共催できてうれしい。アスリートは、三つ以上のスポーツをした方がメリットがあるという。日本人は“いちず”が好きだが、ここでは多くの競技を体験してほしい」と話した。

    ステージでは、イベントに参加するオリンピアンの荻原次晴さんや、中田久美さん、吉田秀彦さんらと現役の自転車競技(BMX)選手、シッティングバレーボール選手らが見守る中、武藤事務総長と永井CEOが、通常は株式を上場する企業の繁栄を祈って鳴らす証券所のシンボルである鐘を一回ずつ鳴らし、大会の成功と経済発展を祈った。

    セレモニーでは、オリンピックマスコット・ミライトワの競技ポーズ49種類とパラリンピックマスコット・ソメイティの競技ポーズ23種類、計72種類のイラストが発表された。

    イベントでは、オリンピックの7競技、パラリンピックの5競技の体験ブースや、パートナーのPRコーナーが設けられた他、アスリートらによるトークショーや講演、クラシックコンサートも開かれ、両日家族連れでにぎわった。