朝日新聞出版が『SDGs MOOK』刊行
関西企業・団体における最前線の取り組みを特集
2019/06/28
G20大阪サミットや2025年の大阪・関西万博の開催決定など、SDGsを大きな議題とする国際的イベントが続くことで人々の関心が高まる中、『SDGs MOOK』が6月20日、朝日新聞出版から刊行された。同ムックは朝日新聞社と電通関西支社が中心となって企画運営し、関西SDGsプラットフォーム、大阪商工会議所、国際協力機構(JICA)関西の企画協力・監修の下で制作。関西において、企業や団体、教育機関などがSDGsにどのように取り組んでいるかを紹介するとともに、2030年、さらにその先の持続可能な社会の実現に向けて、読者がそれぞれの立場からどう取り組んでいけばよいか、ヒントを提供している。
巻頭にはニュースキャスターの国谷裕子氏と国連広報センター所長の根本かおる氏へのインタビューを掲載。大阪・関西万博決定にフォーカスした特集1「2020年代、SDGsをリードする14人」では、関西経済連合会の松本正義会長、大阪商工会議所の尾崎裕会頭ら関西経済界のトップをはじめ、吉本興業の羽根田みやび氏、パナソニックの竹安聡氏、積水ハウスの小谷美樹氏、JICA関西の西野恭子氏ら企業・団体においてSDGsを推進するリーダーがそれぞれの活動や思いを語る。特集2「SDGs達成に向けて前進する企業たち」では、日立造船、アートコーポレーション、NTN、サラヤの取り組みを取り上げている。また、資料編では、関西SDGsプラットフォームが関西の企業・経済関連団体に対して実施したSDGsに関するアンケート結果を紹介するなど、SDGsに関する情報がまとめられている。
A4変型フルカラー、76㌻、800円(税抜き)。ムックと連動した特設サイトも開設している。