ANA
東京2020大会1年前を迎え、
ダンスと人文字で機運盛り上げ
2019/07/25
東京2020オフィシャルパートナーの全日本空輸(ANA)は7月23日、東京・大田区の同社コンポーネントメンテナンスビルで、ほぼ1年後に開幕する東京大会の機運を高めようと「東京2020オリンピック・パラリンピック開幕1年前イベント」を開催した。
志岐隆史副社長(オリンピック・パラリンピック推進本部長)は、聖火ランナーのユニホーム姿でトーチを手に登壇し、「開催1年前を迎えるこの夏、“1 Year to GO! 開催まであと1年!”のスローガンの下、7月21日から9月6日まで羽田空港で特別装飾を実施する他、大会組織委が主催するイベントへの参加などさまざまな取り組みを進める」とあいさつ。
また同日、組織委と「東京2020オリンピック聖火リレーサポーティングパートナーシップ契約」を締結したと発表し「同じく同パートナーとなった日本航空と協力し、オリンピックの象徴である聖火を安全・確実に輸送。聖火リレーの成功に貢献することで、オリンピックの機運醸成、地域の活性化につなげ、素晴らしい大会になるようサポートしたい」と述べた。
会場には、小学生の音楽ユニット・Foorin(フーリン)のうち3人が駆けつけた。3人は、アーティストの米津玄師さんが作詞・作曲した「NHK 2020応援ソングプロジェクト」の楽曲「パプリカ」を、約300人の来場者と踊るパフォーマンスを行った。りりこさんは「緊張したけど、皆と楽しく踊れたのでうれしい」、ひゅうがさんは「2020年もその先の未来も、この曲でたくさんの人を元気にしていきたい」と笑顔で語った。
駐機された特別塗装機の「HELLO 2020 JET」(B777-200 型機)のタラップからは、ゲストの女優・綾瀬はるかさんが、パイロットの制服姿で登場し歓声を浴びた。
綾瀬さんは大会に向けて「たくさんの国の言葉を覚えたい。世界中の地域から多くの人が訪日する。少しでもコミュニケーションできたら楽しいはず。語学をもっと勉強したい」と意気込み、「残り1年、HELLO 2020 JETのように夢や希望に向かい、一緒に盛り上げていきましょう!」と呼び掛けた。
イベントの最後には、“みんなで創る人文字”として、来場者がカラーパネルで「2020」と「1」を表現した。