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「READY STEADY TOKYO」
マウンテンバイクで白熱のレース

2019/10/08

    東京2020組織委主催のテストイベント「READY STEADY TOKYO」の自転車競技(MTB:マウンテンバイク)が10月6日、本番会場でもある、静岡県・日本サイクルスポーツセンター内の伊豆MTBコースで開催され、国内外からトップ選手約100人が参加した。
    (画像=ⓒ フォート・キシモト)

    オリンピックの自転車競技は、ロードやBMX(フリースタイル・レーシング)、トラックなど多岐にわたるが、MTBは1周4~6キロ程度のオフロードを周回しゴール順を競うクロスカントリー競技。

     伊豆MTBコースは、全長4キロ、高低差約180メートルで、男子は6周、女子は4周でレースが行われた。同コースの各セクションには、「天城越え」(アップダウンが激しい)や「散り桜」(ジャンプがある下り)「踊り子歩道」などの名称が付けられ、地元を意識したコースづくりがされている。

    イベントは、国際自転車競技連合(UCI)の公認レースに位置付けられたことと、テストイベントには珍しく、静岡県が事前に募集した観戦希望者約1000人が詰め掛けたことも相まって、にぎやかな雰囲気の中、白熱したレースが展開された。
    男子はニノ・シューター選手(スイス)、女子はヨランダ・ネフ選手(スイス)が優勝した。
    日本人男子は4選手が出走したが、山本幸平選手のみが完走し35位、女子は3選手とも完走できなかった。