「READY STEADY TOKYO」
女子レスリング開催
2019/10/08
東京2020組織委主催のテストイベント「READY STEADY TOKYO」のレスリング競技が、10月3~5日に本番会場の千葉市・幕張メッセで行われ、12カ国から約100人の選手が参加した。
実施種目は女子フリースタイルの6階級で、日本からは若手を中心に各階級3選手が出場した。
(画像=ⓒ フォート・キシモト)
レスリングは、古代オリンピックでも行われ、人類最古の格闘技といわれている。近代では、1896年の第1回アテネ大会から実施され、第2回パリ大会を除き継続して実施されている。腰から下を攻撃・防御に使うことが禁止のグレコローマンスタイルと、全身を使えるフリースタイルがある。
長い間男子のみの競技だったが、2004年アテネ大会から女子も加わった(フリースタイルのみ)。体重による階級別での戦いは、体格による不公平感がない。
レスリングは、伝統的にロシア、アメリカ、日本、トルコなどが強い。特に女子は日本の独壇場で、2016年リオ大会では、6階級のうち4階級を制覇した。
東京2020大会でも、金メダリストの登坂絵莉、川井梨沙子、土性沙羅選手らを中心に、メダルへの期待が高まる。