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東京2020 応援衛星「G-SATELLITE」打ち上げに成功し、ISSに到着!(NASA中継映像あり)

2020/03/12

    東京2020組織委は3月7日、「ONE TEAM PROJECT」の「宇宙から東京2020エール!」企画第2弾「G-SATELLITE 宇宙へ」で使用する超小型衛星「G-SATELLITE」が、国際宇宙ステーション(ISS)に向けた打ち上げに成功したと発表した。

     ⒸTokyo2020 Ⓒ創通・サンライズ

    同プロジェクトでは、日本を代表するテレビアニメ「機動戦士ガンダム」のガンダム、シャアザクの模型(ガンプラ)を搭載した、超小型衛星「G-SATELLITE」をISSから宇宙空間に放出し、東京大会の期間前から期間中にかけて地球周回軌道を飛行させながら、大会への応援メッセージを地球に向けて発信する。

    ©️NASA
     
    ©️NASA
     

    東京大が中心になり開発した「G-SATELLITE」は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)で衛星放出機構に取り付けられた後、ISSへの輸送を行うドラゴン補給船に搭載された。
    今回、同日の午後1時50分(日本標準時)にドラゴン補給船を載せたファルコン9ロケットにより、米・フロリダ州ケープカナベラル宇宙基地からISSに向けた打ち上げがに成功した。
    その後、補給船は9日の午後8時ごろ(日本標準時)にISSに無事到着。「G-SATELLITE」がISSから宇宙空間に放出されるのは、4月下旬の予定だ。

    ©️NASA
     

    東京大の中須賀真一教授は、打ち上げ成功を受け「研究室で苦労して作ったG-SATELLITEが打ち上がり、身の引き締まる思いだ。これから大事なのは、宇宙ステーションから放出後、衛星の動作が確認されるタイミング。新技術を盛り込み、若手が開発した衛星が軌道上で産声を上げ、正常に機能することを期待する。ぜひ応援してください」とコメントした。