東京2020パラリンピック
観戦チケットに史上最多の申し込み
2019/10/31
東京2020組織委は10月18日、東京パラリンピック観戦チケットの第1次抽選申し込みに、パラリンピック史上最多の申し込みがあったと発表した。
8月22日から9月9日まで申し込みを受け付けた人数は約39万人に上った。これは、集客においても大成功といわれる2012年ロンドン大会に比べても3倍以上になる。
当選者は約16万人で、これによる販売枚数は約60万枚。大会では、全22競技540種目が行われる。
国際パラリンピック委員会のアンドリュー・パーソンズ会長は、「今回のチケット販売は、過去の大会では見られないほどの高い人気だった。ロンドン大会の1回目の抽選では、約11万6000人の応募があったが、日本の皆さんはこれを完全に超えた。この数字は、東京大会の準備が順調であり、過去最高で最もエキサイティングな大会になる証しだ。今後、全てのチケットが完売するまで、この人気を保つことが鍵になる」とコメントを出した。
組織委の武藤敏郎事務総長は「パラリンピックに対して、日本の皆さんが大いに期待し、高い関心を持ってもらっていることをありがたく思う。皆さんの声援が、世界中のアスリートを勇気づけ、大会での卓越したパフォーマンスを引き出してくれることを期待する」とコメントした。
チケットの第2次抽選申し込みは2020年初頭に、店頭販売は同年春に予定されている。