壊れたモノに、テクノロジーの力で付加価値を。Dentsu Lab Tokyoが「アップサイクルの可能性展UP-CYCLING POSSIBILITY」を開催
Dentsu Lab Tokyoは、"考えながら創り、創りながら考える"をモットーに、クリエーティブの研究・企画・開発が一体となったR&D組織。テクノロジーを起点とした新しい表現開発に取り組む同チームは、現在、「UP-CYCLING POSSIBILITY(アップサイクルの可能性)」と題した新プロジェクトに着手しています。
2023年4月4日(火)~4月22日(土)/5月15日(月)~6月3日(土)、資生堂グローバルイノベーションセンター(S/PARK)(神奈川・横浜)にて、「アップサイクルの可能性展UP-CYCLING POSSIBILITY」を開催中のDentsu Lab Tokyo。前期を終え、後期をスタートさせた中での手応えや企画展の狙い、プロジェクト発足の背景などを、クリエーティブ・テクノロジスト/リサーチャーのなかのかな氏に聞きました。
「金継ぎ×テクノロジー」で生まれる、新体験
Q.「UP-CYCLING POSSIBILITY」は、捨てられたモノや壊れたモノに、テクノロジーとクリエーティビティを継ぎ足すことで、新たな機能や価値をつくり出す、アップサイクルプロジェクトだと聞いています。始動したきっかけを教えていただけますか?

誰もが「捨てる」以外の選択肢を持つきっかけに
Q.「アップサイクルの可能性展UP-CYCLING POSSIBILITY」では、プロジェクトで開発したプロダクトを展示しているとのことですが、実際にどんなものが見られるのでしょうか?


<開催要項>
・開催期間:5月15日(月)~6月3日(土)
・開催時間:11:00〜18:00 定休日 日曜
・開催場所:資⽣堂グローバルイノベーションセンター(S/PARK)2階 S/PARK Museum FUTURE ZONE
〒220-8559 神奈川県横浜市西区高島1丁目2-11
(みなとみらい線「新高島」駅 1・2番出口すぐ)
・公式サイト: https://spark.shiseido.co.jp/
壊れたモノを捨てるのではなく、どう生まれ変わらせるのか考える「アップサイクルの可能性展UP-CYCLING POSSIBILITY」。さまざまなプロダクトに触れることは、未来について楽しみながら考えるきっかけになるでしょう。ご興味を持たれた方は、ぜひ足をお運びください。
※掲載されている情報は公開時のものです
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著者
なかの かな
株式会社電通
国内外の技術をリサーチして培った知見を生かし、未来の生活におけるテクノロジーの活用やコミュニケーションの変容を、具体的な体験として形にすることが得意領域。クーポンつきAR蝶をスマホでつかまえる「iButterfly」(2010)、脳波を用いた猫耳型コミュニケーションツール「necomimi」(2011)、モノのキモチを見える化するIoT「mononome」(2014)、マインドフルネス瞑想トレーニングデバイス「Onigilin」(2016)、壊れたモノに機能を組み込む未来の金継ぎ「UP-CYCLING POSSIBILITY」プロジェクト(2023)など。趣味は生きものや食べものの本を読むこと、街を歩きまわること。

