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夜限定の光の祭典「種子島宇宙芸術祭 LIGHT FESTIVAL 2024」が開催

2024/09/09

    光を使ったアート作品が展示される「種子島宇宙芸術祭 LIGHT FESTIVAL 2024」(主催:種子島宇宙芸術祭実行委員会)が、2024年11月1日(金)から12月8日(日)の金・土・日・祝の19日間、種子島にて開催される。開催に先立ち、プレス発表会が8月27日(火)に行われた。

    コンセプトムービー

    「種子島宇宙芸術祭 LIGHT FESTIVAL 2024」は、夜にのみ見ることができるライトアートと呼ばれる光を使ったアート作品を、満天の星空がきらめく幻想的な空間で体験することができる、日本では珍しい芸術祭。13回目の開催となる今回は、“宇宙”“アート”“大自然”という答えのないもの、知らないものと出会う楽しい体験を提供する、という意味を込めて「未知を愛そう。」がテーマとなっている。

    展示作品数23点と過去最大点数を展示。参加アーティストは16組で国内外の著名なライトアーティスト(ライトアートをつくるアーティスト)が参加する。会場は、種子島南部の南種子町にある国内最大の宇宙センター「種子島宇宙センター」がある宇宙センターエリアをメイン会場に、ビーチエリア、市街地エリアの3つのエリアで開催される。

    宇宙センターエリア
    宇宙センターエリア:2023年の様子(画像は千田泰広氏の作品「Aftereal」)。夜の暗闇の中で、幻想的に輝くライトアートを楽しむことができる。今回は初めての試みとして、宇宙科学技術館で「夜の美術館」を開催。また、イベント会場広場をつくっており、キッチンカーなども楽しむことができる。
    ビーチエリア
    ビーチエリア:干潮時にしか入れない海蝕洞窟が舞台となった「洞窟のプラネタリウム」(画面はイメージ)。3つの条件(夜間・大潮の干潮・新月)が整う、1年に数日しかない期間に開催する。晴れていれば、洞窟のプラネタリウムを堪能した後、洞窟から出ると満点の星を楽しむことができる。

    説明会では、南種子町長の小園裕康氏があいさつを行った。「南種子町は豊かな自然と科学が共存する魅力あふれる町。この町を舞台に、昨年よりさらにバージョンアップした芸術祭となります。皆さんの心に深く響き、新たなインスピレーションをお届けできれば。多くの方に南種子町の魅力が伝わるおもてなしができるように、最高の準備をしてお迎えします」と喜びと意気込みを語った。

    説明会では、南種子町長の小園裕康氏があいさつを行った。

    また、メインアーティストでもありキュレーターでもある千田泰広氏も登壇。「ライトフェスティバルはヨーロッパでは数多く開催されている芸術祭です。私は海外の芸術祭にライトアーティストとして参加していますが、そこで見た素晴らしい作品を手掛けたアーティストを今回はお呼びしました。私も9つの作品を展示します。皆さんに楽しんでいただける芸術祭になると思います」と語った。

    (写真左)千田泰広氏
    (写真左)千田泰広氏:欧州を中心に活動する世界的ライトアーティスト。身近な素材と膨大な手作業で、体性感覚に働きかける空間を制作。米OPTICA誌「光のアーティスト8人(2022)」、豪Artdex「世界の9人の光のアーティスト(2019)」などに選出。大規模な回顧展が各国を巡回し、世界のライトアートをけん引する。
    写真右は種子島宇宙芸術祭実行員会 事務局長 兼 総合ディレクターの小早太氏。

    芸術祭では、ライトアート作品の展示のほかに、アーティストによる音楽イベントや、パフォーマンスなど週替わりのイベントも行われる。また、交通の便を気にすることなく楽しめる1泊2日のツアーも組まれる(取り扱い旅行会社:日本旅行)。ツアーは10月上旬販売予定。

    <イベント概要>
    イベント名:種子島宇宙芸術祭 LIGHT FESTIVAL 2024
    開催期間:2024年11月1日(金)~12月8日(日)の期間中、金・土・日・祝の19日間
    開催時間:16:00~21:00(屋外作品は日没後の展示)
    開催場所:鹿児島県 種子島 南種子町
         市街地エリア、ビーチエリア、宇宙センターエリアの3カ所
    料金:無料(洞窟プラネタリウムなど、一部有料のイベントあり)
    主催:種子島宇宙芸術祭実行委員会
    共催:南種子町、南種子町教育委員会、南種子町商工会、南種子町観光協会南種子支部、南種子町定住促進実行員会、種子島大学実行委員会
    協力:宇宙航空研究開発機構(JAXA)
    協賛鹿島建設・五洋建設 九州支店

    詳細はこちら https://satfes.jp/