JAAAが2013年クリエイター・オブ・ザ・イヤーに電通の髙崎氏、メダリスト6氏も発表
2014/03/13
日本広告業協会(JAAA)は3月12日、2013年「クリエイター・オブ・ザ・イヤー賞」受賞者を発表した。同賞は、JAAA会員社の中で最も優れたクリエーティブワークを行った個人を表彰するもので、今年で25回目となる。ノミネートされた27社39人のクリエーターの中から、クリエイター・オブ・ザ・イヤー1人、メダリスト6人を選出した。
最高賞のクリエイター・オブ・ザ・イヤーには、髙崎卓馬氏(電通コミュニケーション・デザイン・センター エグゼクティブ・クリエーティブ・ディレクター/CMプランナー)が選ばれた。2010年に続いて2回目となる。
審査を担当したJAAAの中田安則理事(読売広告社社長)は、髙崎氏の受賞について「2020年東京オリンピック・パラリンピック招致実現に向けさまざまな施策を立案・実施し、最終プレゼンテーションの映像を含めた東京招致に関わる作業をトータルで手掛けるなど『全ての仕事が日本代表』というにふさわしい記憶に残るクリエーティブワークで人々を魅了した」と語った。また、早乙女治JAAAクリエイティブ委員会委員長(アサツーディ・ケイ エグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクター)は「髙崎氏の受賞は、今年の顔にふさわしく、審査員全員が胸を張って選出した。メダリストは、多方面からのエントリーの中から選ばれ、幅広い質の高い6人が選ばれた。人と人との関係性を大切にする骨太のコミュニケーションで、今の時代を反映している」とコメントした。
発表する中田理事(左)と早乙女委員長 |
クリエイター・オブ・ザ・イヤーを受賞した髙崎氏 |
髙崎氏は「前回の受賞は震災直後だった。この賞を大きな力に、何ができるかを考え、精いっぱいやってきた。今回また頂いたのはもっとやりなさいと言われているのだと思う。業界全体のエネルギーになるよう、賞の力を正しく使いたい」と受賞の感想を述べた。
メダリスト受賞者は次の通り。(所属は応募時、敬称略)
塩崎秀彦 (博報堂第一クリエイティブ局エグゼクティブクリエイティブディレクター/CMプラナー)
黒田康嗣 (博報堂九州支社制作部クリエイティブディレクター/コピーライター/CMプラナー)
八木義博 (電通第6CRプランニング室兼コミュニケーション・デザイン・センター クリエーティブ・ディレクター/アートディレクター)
池田伸一 (I&S BBDOコンテンツディベロップメントグループ シニアクリエイティブディレクター)
石山寛樹 (アサツーディ・ケイ コミュニケーション・アーキテクト本部CMプランナー)
新沢崇幸 (TBWA/HAKUHODO クリエイティブディレクター)