電通PRコンサルティングは、広報・PR業務の効果測定を支援するサービス「PRism Insight(プリズム インサイト)」を11月1日(土)から提供開始した。
メディア露出の数量や論調を分析し、その効果を評価することは、広報活動の発展に不可欠である。しかし、経営活動への貢献度を適切に測る難しさ、予算・人員の不足など、広報効果測定を取り巻く状況には課題が絶えない。そこで同社は、「広報・PR業務の価値を拡(ひろ)げ迷いを解消する」ことをコンセプトに、効果測定支援サービス「PRism Insight」を開発した。
同社はこれまで、露出状況解析ツール「PR Matrix ダッシュボード(PRMD)」を提供してきた。PRMDを通じて提唱してきた基本思想はそのままに、昨今のニーズを踏まえた大幅リニューアルを行い、「PRism Insight」の名称で新たなスタートを切った。
「PRism Insight」では、国内4000サイト以上のウェブニュース露出データを自動モニタリングしており、クリッピング業務にかかるコスト負担の低減につなげる。
露出状況の分析では、各メディア横断で情報接触ポテンシャルを測る「リーチポイント」や、ウェブ記事の閲覧状況を、独自技術を基に1記事ずつ推計する「仮想ページビュー」といった指標を導入。露出件数だけでは見えづらい、各露出の本質的価値を評価することが可能になっている
また、報道状況と各種経営指標を一つのダッシュボードに統合し、相関関係を可視化する機能も搭載。契約社保有の各種アウトカムデータ(サイトアクセス状況、POSデータ、株価、採用エントリー動向など)をインポートすることで、広報活動のどんな取り組みがどの程度、経営活動に貢献したのかを考察できる。
【主な機能】
① ウェブニュース露出データの自動モニタリング
② 独自指標を用いた露出状況の評価
③ 報道状況と経営指標の統合・相関分析
■電通PRコンサルティング
電通グループ内のPR領域における専門会社。1961年の創立以来、国内外の企業、政府、自治体、団体の戦略パートナーとして、レピュテーション・マネジメントをサポートしている。データ分析を行い、そこから得られたインサイトに基づくコンテンツ開発と最適な情報流通デザインを通して、クライアントと共にソーシャルイノベーションへの貢献を目指している。2009年、15年には、日本国内で最も優れたPR会社に贈られる「ジャパン・コンサルタンシー・オブ・ザ・イヤー」を、18年には「北アジアPRコンサルタンシー・オブ・ザ・イヤー」をPRovoke Media (旧Holmes Report)から授与されている。
【問い合わせ先】
電通PRコンサルティング データストラテジー部「PRism Insight」担当
Email:info@prism-insight.net
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