上毛新聞社
国産シルク100%の新聞を製作
2014/07/09
上毛新聞社は、6月21日「富岡製糸場と絹産業遺産群」のユネスコ世界文化遺産への登録が決定したことを受け、翌22日に群馬県産のシルクで作った世界初の「絹新聞特別号」を発行した。世界遺産登録は国内で18件目、文化遺産では昨年の「富士山」に続き14件目で、近代の産業遺産では初となった。
特別号は登録決定を知らせる号外のスタイルを踏襲し、タイトルと製糸場の写真を1面に大きくレイアウト。下段に企画の協賛29社の社名を表記した。紙面には、今回の快挙を祝し、国産シルク100%の生地を使用した。
株式会社AOKI/イオン株式会社/いすゞ自動車株式会社/王子製紙株式会社/王子製鉄株式会社/株式会社オープンハウス/片倉工業株式会社/コンピュートロン株式会社/株式会社幸煎餅/サカタインクス株式会社/サッポロビール株式会社/サンデン株式会社/大正製薬株式会社/太陽誘電株式会社/たかの友梨ビューティークリニック/DICグラフィックス株式会社/株式会社東京機械製作所/東京都競馬株式会社/日本新聞インキ株式会社/日本製紙株式会社/ピー・シー・エー株式会社/富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ株式会社/株式会社プリオコーポレーレション/株式会社ホットランド/株式会社レオハウス(五十音順) |
絹新聞は限定100部の発行で、製糸場周辺の店舗や駅、同新聞社富岡支局などに掲出された他、東京・銀座の群馬県アンテナショップ「ぐんまちゃん家」でのプレゼントイベントなどに使用された。テレビのワイドショーやウェブサイトでも多数取り上げられ話題となった。地方新聞社厳選の逸品が取り寄せできるサイト「47CLUB」では、絹新聞の限定販売を検討している。
上毛新聞では7月10日付で、32ページカラーの「富岡製糸場 世界文化遺産登録記念」別刷特集を発行する。「つなぐ」をテーマに、製糸場と世界や皇室との関わり、未来への可能性を特集する。