同リレーは、青森県庁―東京・江東区のシンボルプロムナード公園間、約1250キロ・全162区間(予定)をランニング(1~10キロ程度/区間)と自転車(10~30キロ程度/区間)により、リレー形式でつなぐイベントだ。競走ではなく、たすきをつなぐことを通して、復興へ向けた取り組みや被災地の現状を発信し、震災の記憶の風化を防止するとともに、全国からの参加者と被災者との絆を深めることを目的にしている。
今回は初めて大会のアンバサダーを設け、元マラソン選手の高橋尚子さん、ハンマー投げの室伏広治選手、プロ車いすテニスプレーヤーの国枝慎吾選手が就任した。3人は「震災の記憶を風化させてはいけない。それを胸にたすきをつなぐ」「復興をスポーツの力で後押しするという趣旨に賛同した」「参加者と一緒にリレーできることが楽しみだ」などメッセージを寄せた。