loading...

電通報ビジネスにもっとアイデアを。

TOKIOが、ラブリさんが、

福島県産農産物を応援

2015/08/06

    福島県では、原子力災害に伴う県産農林水産物の風評払拭のため、2012年から「新生!ふくしまの恵み発信事業」を立ち上げ、農林水産物の魅力と安全・安心をPRしている。

    この一環として、7月30日から新テレビCM「ふくしまプライド」の放送を開始し、8月4日には都内のスーパーで、消費者に青果物を紹介するイベントを実施した。

    • TOKIO

    CM放送開始日に東京・中央区の時事通信ホールで行われた発表会で、内堀雅雄知事は「CMで生産者のプライドを取り戻したい。福島が第二の故郷と応援してくれるTOKIOに出演してもらい、ディレクターは、郡山市出身の箭内道彦さんだ。多くの人に県の野菜や果物を食べてもらい、笑顔になってほしい」とあいさつした。

    箭内さんは「生産者の大変な努力に敬意を持って作った。農産物の素晴らしさを伝えることができると思う」と話した。CMでは、桃の品種「あかつき」や「南郷トマト」のおいしさとその生産者を紹介している。

    ステージには、TOKIOの城島茂さんと松岡昌宏さんが、農産物を積んだリヤカーを引いて登場。城島さんは「リヤカーの重さより、生産者の“思い”を感じた」と語った。

    二人は、内堀知事、箭内さんとトークを展開し、桃やトマトのおいしさを興奮気味に伝えた。内堀知事は「風評の問題に特効薬はないが、さまざまな方法で丁寧に続けていくことが大事」と述べた。TOKIOの二人は「これからも福島を代表して、生産者の愛情と農産物の素晴らしさを伝えていきたい」と決意を表した。

    • ラブリさん

    8月4日、東京・江東区のイトーヨーカドー アリオ北砂では「福島県産夏秋青果物PRイベント」が行われた。イトーヨーカドーをはじめとしたセブン&アイグループは、東北被災県の行政と連携し、店頭販売キャンペーンやイベントを実施することで被災地域の復興を支援する「東北かけはしプロジェクト」を展開している。

    当日は、内堀知事やJA福島五連の大橋信夫会長、イトーヨーカ堂の戸井和久社長が、来店者に県産青果物の安全性とおいしさを訴えた。

    消費者代表としてモデルのラブリさんが加わったトークセッションでは、「県を代表する桃のあかつき」や「コシヒカリ、ひとめぼれにも負けない米の“天のつぶ”」「風評払拭の取り組み」などについて語られ、来店者は熱心に耳を傾けた。

    ラブリさんは「あかつき」を試食し、あまりのおいしさに「福島の大ファンになった!」と笑顔を見せた。会場では、あかつきと赤べこストラップのサンプリングも行われにぎわった。

    サイト「ふくしま新発売」(http://www.new-fukushima.jp/)では、多くの農林水産物の情報が閲覧でき、テレビCMやメーキング映像も視聴できる。