「もっと女子旅プロジェクト」がスタート。電通と昭文社『ことりっぷ』が連携
2013/10/31
電通と昭文社『ことりっぷ』が「女子力」をキーワードに地域活性化を後押しする「もっと女子旅プロジェクト」を開始
株式会社電通は、2006年に立ち上げた地域ブランドプロジェクト「abic(アビック)※1」の顧客向けサービスを通して得た知見をベースに、昭文社の発行する旅行ガイドブック『ことりっぷ』と連携し、「女子力」によって地域活性化を後押しする「もっと女子旅プロジェクト」を2013年10月31日(木)に立ち上げた。
abic×ことりっぷ「もっと女子旅プロジェクト」http://www.dentsu.co.jp/abic/co-trip/index.html
ことりっぷとabicの連携で「女性の観光ニーズ」に対応
abicが多数の地方自治体に対し、地域ブランド構築や地域活性化に関するコンサルティング・サービスを行ったところ、「女性の観光ニーズにいかに対応していくか」という共通課題が浮かび上がった。そこでabicでは、女子旅について豊富な知見を有する昭文社『ことりっぷ』※2と「もっと女子旅プロジェクト」を立ち上げ、より専門的な研究や新しいサービスの開発により、地方自治体を中心とした顧客にコンサルティング・サービスを提供する。
パッケージではなく自分向けの旅行をプランニング
「もっと女子旅プロジェクト」では、8月中旬~9月上旬にかけて、『ことりっぷ』メルマガ会員のうち20~40代の“ことりーな”※3女性300名を対象に「女子旅計画」をテーマにしたアンケートを行い、「旅行前にガイドブックやインターネットからあらゆる情報を集め」「自らも情報を発信しながら自分にぴったりの旅行をプランニング」というインサイトを把握。パッケージされたプランではなく、現地の人のクチコミなどを参考にした自分たち用にカスタマイズした旅行プランを用意する傾向があると分析した。
「女子旅計画」アンケート調査結果詳細 http://co-trip.jp/research/2013_1031
「もっと女子旅プロジェクト」は、abic独自のプログラムに、『ことりっぷ』の旅好き女子ネットワークと女子旅に関する知見を組み込み、「女子力」をキーワードにした新しいサービスを開発し、地域活性化や地域・企業のブランド力向上に資する提案を行う。
※1 abic(アビック)とは、ブランド戦略論の専門家である慶應義塾大学 和田充夫名誉教授を中心とする大学研究者との協働により、地域ブランドを開発するプロジェクト。地域ブランド活性化事例の研究や地域ブランドに関する生活者への調査等をベースに、産品ブランドの開発や、「訪れたい」「住みたい」と感じてもらえる「地域そのもの」のブランドづくりを支援する高度なコンサルティング・サービスを提供する。
※2 昭文社『ことりっぷ』は、20代後半から30代前半の女性にターゲットを絞り、2泊3日の週末旅を提案するガイドブック。累計で900万部を売り上げるなど、女子旅市場を牽引するガイドブックとしてのポジションを確立。
※3『ことりっぷ』ファンの旅好きな女子たちを「ことりーな」と名付けて、女性のニーズを反映する仕組みを構築している。
電通NEWS RELEASE http://www.dentsu.co.jp/news/release/2013/pdf/2013113-1031.pdf