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ジャパンブランド調査2015No.5

Q5 日本のことを好きな国は?

2015/09/04

世界の人々は日本のことをどう見ているのでしょうか?日本の食や観光、製品などの“ジャパンブランド”は海外でどういう評価を得ているのでしょうか?

2015年4月に世界20カ国・地域で行った「ジャパンブランド調査2015」の結果をデータカードで紹介しています。

A5 昨年に引き続きベトナム。アジア以外ブラジルとイタリアも上位に。

Q5日本のことを好きな国は?
Q5 日本のことを好きな国は?


日本のことを好きな人が最も多い(「とても好き」+「まあまあ好き」計)のは、昨年に引き続きベトナム、さらに今年は台湾も同スコアでトップになりました。特に日本への好意が強い(「とても好き」のスコアが高い)地域は、ベトナム、インド、フィリピン、インドネシア、ブラジル、となっており、アジアの中でもASEANエリアの好意の強さが目立ちます。

それと比較して欧米各国では全体的にスコアが低めですが、ブラジルとイタリアについては上位にランクインするなど日本を好きな人が多いという結果が出ています。日本への好意が高い国では日本への興味関心や評価も高い傾向があり、ビジネスで成功するチャンスも高いと言えそうです。


<ジャパンブランド調査2015の概要>
●目的:日本の食や観光、製品など「ジャパンブランド」全般に関する海外消費者の意識と実態を把握し、企業のマーケティング活動を支援。
●対象エリア:20カ国・地域
中国(北京、上海)、香港、韓国、台湾、インド、シンガポール、タイ、インドネシア、マレーシア、ベトナム、フィリピン、オーストラリア、アメリカ、カナダ、ブラジル、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、ロシア
●調査手法:インターネット調査
●対象者条件:中間所得層以上の20歳~59歳男女
●サンプル数:地域ごとに200ss、計4000ss
●調査期間:2015年4月17~27日

電通 チーム・クールジャパン
日本の文化や強みを生かした商品・サービスを海外市場に展開していく「クールジャパン関連事業」推進のために、2013年に発足した全社横断プロジェクトチーム。電通は経済産業省のクールジャパン機構(ファンド)へも出資。海外展開するクライアント企業の担当者やメディア・コンテンツ担当、海外の現地法人ネットワーク担当、プロデューサー、プランナーが集まり、魅力的な日本を世界に打ち出していく取り組みを行っています。

電通総研 ジャパン・スタディーズ・グループ
2020年とその先に向けて、日本の魅力や強みの研究チームを電通総研内に設立しました。国内外の様々な領域の方々とのつながり、そして電通の中の全てのリソースを生かした「ネットワーク型シンクタンク」を目指しています。電通ならではの独自のアプローチ、そして風を読んだその先のカタチを一緒に創っていけるチーム力で、簡単には答えが見いだせない日本の未来づくりに貢献していきたいと考えます。