US発★フェイスブック、ソーシャルログインで首位
2016/02/03
ソーシャルログインにおいて、Facebookのシェアが62%と他を大きく引き離し、首位にあることが分かった。
ソーシャルログインとは、FacebookやGoogle、Twitterなどさまざまなプラットフォームのアカウントを使って、会員登録を必要とするブランドやサービスなどのサイトにログインできる機能。フォーム入力などの煩雑な手続きを省略できることで、ユーザーにとっては会員登録のハードルが下がる。消費者データの取得がますます重視される中、ソーシャルログイン機能を実装するサイトが急増している。
ソーシャルログインの実装を手掛けるGigyaは、700のブランドやパブリッシャーのサイトやアプリへの、ソーシャルメディアからの5800万ログインを調査。昨年第4四半期では、シェア62%でFacebookがトップ、2位以下は24%のGoogle、Twitter7%、Yahoo4%と続いた。Facebookが圧倒的な強さを見せているが、第3・4四半期の推移を見るとGoogleがじわじわと追い上げているのが分かる。
モバイルからのログインのシェアはFacebookが80%、Googleが14%、Twitterは5%だった。
Gigyaの調査担当者は「Facebookは、SNSにおけるシェアの優位性だけでなく、プライバシー保護のセキュリティー面における信頼性が高い」と分析する。