電通、インティメート・マージャーと資本業務提携
―統合マーケティングプラットフォーム「Dentsu.io」を通じて、パブリックDMPを提供―
2016/08/01
8月1日に配信された電通ニュースリリース文面は以下の通りです。
2016年8月1日
電通、インティメート・マージャーと資本業務提携
―統合マーケティングプラットフォーム「Dentsu.io」を通じて、パブリックDMPを提供―
株式会社電通(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:石井 直)は、データを統合的に管理するツール「DMP」※1(データ・マネジメント・プラットフォーム)専業のデータマーケティングカンパニーである株式会社インティメート・マージャー(本社:東京都港区、代表取締役社長:簗島 亮次)の第三者割当増資を引き受けるとともに、電通独自の統合マーケティングプラットフォームである「Dentsu.io」※2の強化・拡充に共同で取り組んでいくことに合意し、本日付で業務提携契約を締結しました。これにより、今後、電通の100%子会社である株式会社電通デジタル(本社:東京都港区、代表取締役CEO:大山 俊哉)を含む電通グループは、さらに進化していく「Dentsu.io」を通じて、独自のパブリックDMP※3(=「dPublic」)を顧客企業に提供していきます。
今回の資本業務提携の目的は、プログラマティック・バイイング(データに基づきリアルタイムにインターネット広告枠を自動買い付けする仕組み)ニーズの拡大に伴い、パブリックDMPの重要性が高まってきていることへの対応と、インティメート・マージャーへの資金サポートおよび事業シナジーを通じて、同社の更なる成長を支援していくことにあります。
電通および電通デジタルでは、インティメート・マージャーが保有する日本最大級の約4億件のオーディエンス関連データと当社グループが独自に保有する多様なデータを組み合わせることで、「Dentsu.io」の機能・拡充とパブリックDMP関連サービスの強化を同時に実現していくことができると判断しました。
業務提携の概要は次のとおりです。
■業務提携の概要
- インティメート・マージャーの技術提供を受け、「Dentsu.io」でパブリックDMP「dPublic」サービスを提供(2016年8月下旬からを予定)。
- 「Dentsu.io」で提供している「STADIA(β版)」(スタジア・ベータ版)※4を活用したマスメディアとの連携強化をはじめ、オンラインとオフラインをつなぐ統合マーケティングソリューションの更なる革新。
- マーケティング・オートメーションを可能にするマーケティング関連ツールと、「Dentsu.io」を連携させたパッケージ商品やソリューションの共同開発。
- 上記ソリューションに関する販売促進活動での連携。
- 分析業務および広告配信業務での連携。
<インティメート・マージャーの会社概要>
会社名:株式会社インティメート・マージャー
https://corp.intimatemerger.com/
所在地:東京都港区六本木4-1-4 黒崎ビル2F
代表者:簗島 亮次(代表取締役社長)
設立日:2013年6月
事業内容:2013年6月に設立されたデータマーケティングカンパニーです。日本最大級を誇る約4億件のオーディエンスデータと高い分析技術を用い、主にナショナル企業や大規模ポータルサイトに対し、DMP構築、データ活用支援、データ解析、データ利用のチャネル連携などのサービスを提供している。2016年3月時点で、同社のDMPおよびマーケティングソリューションの導入企業は、大手金融機関や消費財メーカーを中心に470社を超えている。