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フィンテックの拠点、FINOLABが来春リニューアルオープン!

2016/10/18

    電通、電通国際情報サービスは10月17日、三菱地所と協業で運営している日本初のファイナンシャルテクノロジー(フィンテック)の拠点「The FinTech Center of Tokyo, FINOLAB」(FINOLAB)を現在の東京・丸の内から東京・大手町にある大手町ビルへ拡張移転し、2017年2月1日にリニューアルオープンすることを発表した。

    FINOLABロゴ

    FINOLABは2016年2月に東京銀行協会ビルに開設し、約8カ月間で海外企業5社を含むスタートアップ35社、協賛企業3社が参画、現在は満席稼働となっている。

    拡張移転する大手町ビルの床面積はおよそ2.4倍で、スタートアップとの提携を見据えた大手企業向けのプロジェクトルームを用意するなどし、参画企業とスタートアップの連携による新たな金融サービスの創出を図る。

    FINOLABリニューアルイメージ(1)
    FINOLABリニューアルイメージ(2)
    FINOLABリニューアルイメージ(3)
    FINOLABリニューアルイメージ(4)
    FINOLABリニューアルイメージ(本パースは計画中であり、詳細は今後変更となる場合があります)
    FINOLABリニューアルイメージ(5)

    今回のリニューアルに伴い、企業会員プログラムを刷新。フィンテックエコシステムのさらなる発展に向けてオープンイノベーションを加速させる。

    その第1弾として、FINOLAB内にみずほフィナンシャルグループのラボ施設を設置することが決定した。みずほが提供を予定しているOpen Bank API※開発環境をベースに、フィンテックスタートアップや参画企業と密に連携して新しい金融サービスの創出に取り組んでいく。

    また、リニューアルオープン後は、参画企業や来訪者が革新的なフィンテックサービスや技術を体感できる場を創出していく。その一つとして、独自の生体認証技術を用いた決済・認証サービスを提供するLiquidと協業し、FINOLAB内の全ての扉に同社が提供する指紋認証セキュリティーシステムを導入する。

    ※ Open Bank API…銀行以外の第三者が、銀行と銀行の顧客(預金者など)の同意のもと、情報セキュリティーに留意しつつ銀行システムと連携し、銀行の保有する顧客情報にアクセスの上、多様な金融サービスの創出を可能とする仕組みのこと。APIはApplication Programming Interfaceの略。
     
    大手町ビル
    FINOLAB地図