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訪日中国人向けPRの専門書『PR視点のインバウンド戦略』刊行

2016/11/01

    訪日中国人向けPRの専門書『PR視点のインバウンド戦略』(発行:宣伝会議、共著:電通パブリックリレーションズ、電通公共関係顧問<北京>、日中コミュニケーション)が11月1日、発売された。

    書籍『PR視点のインバウンド戦略』
    四六判、256ページ、1900円+税、
    ISBN978-4-88335-376-7

     

    国土交通省によると、2015年訪日外国人数では、中国が499万人で初めて1位となった。旅行消費額も1兆円超と日本インバウンド市場最大を占めている。本書では「爆買い」の次のステージにおけるインバウンド事業を成功に導く戦略を消費者インサイトから情報戦略、プロモーションに至るまでPR視点で読み解いている。

    現在は「ゴールデンルート」と呼ばれる東京~箱根・富士山~京都・大阪を訪れる団体旅行が主流だが、沖縄や北海道も人気の訪問地となっている。インバウンドを「地方創生」の契機にという考えが脚光を浴びる中、官民が連携した組織「日本版DMO(Destination Management / Marketing Organization)」の動きも注目を集めている。

    「“インバウンドをビジネスに”と考えている行政・企業」にとって、現在そして少し先の未来に向けたヒントが得られる1冊だ。