桧家ホールディングス
謎のマスクマン「ゼックウチョウ」登場
2016/12/02
注文住宅や不動産事業を営む桧家ホールディングスは12月1日、東京・港区のベルサール六本木で新冷暖システム「Z空調(ゼックウチョウ)」の商品説明と新CM発表会を開催した。
冒頭、近藤昭社長は新システム開発の経緯について、日本の家は欧米に比べて冬に寒いという気付きから、いつでもどこでも暖かい家をつくりたかったと話した。Z空調は、従来型の全館空調の課題である導入コストや電気代の高さ、設備の大きさを解決するもので、一般的な二階建ての住宅では2台のエアコンで、一年中、家のどこにいても快適な温度で過ごすことが可能だと説明した。また、実験棟での冬・夏季の検証結果を示し、性能に自信を見せた。Z空調の装備は、当面は同社の住宅に限るが、いずれは外部への販売も行うことで、2020年までに年間1万棟の導入を目標に掲げている。
ステージには、CMキャラクター「ゼックウチョウ」に扮した俳優の斎藤工さんが登壇した。
テレビCMは12月9日から、関東と東日本の一部地域で「Z空調登場」「トリップ(冬)」の2編が放送される。斎藤さんは、オレンジ色の“Zマスク”を装着すると変身し、住まいと暮らしを快適にする謎の男「ゼックウチョウ」を演じる。
外見は、ラテンの雰囲気で妖しいオーラを放っているが、実は大のダジャレ好きで妄想癖があるという設定。CMでは「絶好調ではなくZ空調」など、その性格をいかんなく発揮しながら新システムをアピールする。キャラクター設定にも携わったという斎藤さんは「ヒーローものではなく、空調のCMということを忘れないようにした」と笑わせ、「撮影は、時に台本をハミ出すクリエーティブな現場で楽しかった」と話した。
トークに続いて主婦5人が登場し、斎藤さんに住まいの悩み相談を実施。
「冬はフローリングの足元が冷える」「夏・冬の電気代が高い」「家の結露、風呂場の湿気に困っている」などの悩みに、斎藤さんはZ空調の特長を挙げながら一発解答。
「「皆さんの生活は守るので、ご安心ください!」とゼックウチョウらしさを見せ「新システムの誕生に立ち会えて幸せだ。世の中に広めていきたい」とメッセージを述べた。
スペシャルサイト:http://www.hinokiya.jp/z/