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「ボタン」をもっとおもしろく

ArounD 30 ○○をもっと面白くするアイデア №12

  • 八木 彩

2017/02/21

「ボタン」をもっとおもしろく

電通の若手アートディレクターが考える「○○をもっと面白くするアイデア」をご紹介。今回は、八木彩さんによる「ボタンをもっとおもしろく」です。

ボタンをもっとおもしろく
 

小さいころに見た星座をボタンにする

 

──なぜ「ボタン」をテーマにしたのですか?

八木:せっかくの機会をもらったので、新しい物を作りたいと思いました。その後も自分の作品として、モノとして、何か残る物になるといいなと。小さくて最小限のアイデアが生かせて、って考えたときにボタンが思い浮かんだんです。

やってみると結構検証が必要でした。まずサイズ感。小さいと星座と分からない。糸の太さとボタンサイズの相性もいろいろ試してみました。それと、ボタンにする星座選びも工夫しました。複雑な星座だと難しいですね。カシオペヤ、北斗七星はちょうどよかったです。

そういえば小さいころ、よく星を眺めていました。田舎で育ったので。今は東京暮らしで、星を見る機会も、見える星の数も減ってしまってちょっと寂しいですね。

今までいろんなデザインを考えたり形にしてきて、かっこいいものやクールなものに憧れたこともありましたが、やっぱり自分の身の丈に合った物しか残らないなという感覚があります。自然に生活していてきれいだなと思う物や、大事だなと思う物をデザインにつなげていきたいなと最近は思っています。

ボタンをもっとおもしろく
美術制作:末広豪/撮影:吉濱篤志/撮影協力:志村悠介
 

お料理や器はデザインに通じている

 

──今、気になっているコト、モノを教えてください。

八木:最近、よく料理をするようになりました。料理をすると食器にも凝るようになって、お皿とか集めています。器もお料理も土地ごとに特色があってそれぞれに違いがあって、とっても面白いんです。

それと、料理や器ってデザインに通じているなって思うんです。人の手で生み出すもの。今はデザインもパソコンですることが多くなりましたが、以前は線を引くのも鉛筆やペンを使って自分の手でやっていたんですよね。自分の手で作る線や形、感覚をこれからもっとデザインに取り入れていきたいと思っています。